岩手県大船渡市で発生した山火事は、今駄賃彼の目処が立たず被害は広がるばかり。雨が降らず、ずっと換装していたところに、強風で被害が拡大。消防が入ろうとしても山間部のために近づくことが出来ず、ヘリコプターからの散水作業も限度があり火勢は一向に収まらない。さらに、岩手以外の地区でも同様の山火事被害が発生していて、来週明けには雨雪予報だけれど、それが少しでも功を奏すればと祈るばかり。
浜松市も、北側にはかなり広範囲な山間部が広がり、万一今回の様な災害が発生すると、地上からの消化作業はかなり限定されそう。空中からの散水に関しては、一応浜松基地がありさらに浜名湖を水源として利用可能な環境にあるから、ある程度の効果は見込めるんだろうけど、浜松基地にしても豊富にヘリコプターを保有しているわけでもないし、それら全機を消化作業に振り向けることも出来ないだろうし。 日本の国土の7~8割は山間部でしたっけ? そう言う意味では、国内どこでも同様の災害発生の可能性はあるんだろうけど、だからといって山間部にスプリンクラーなどを整備するわけにもいかず、そう言うリスクとどうやって折り合いを付けて行くのか考えないといけないのかなぁ。
今回の被災者の方で、東日本大震災で津波被害あり、その対策として高台に移動したら今回の山火事被害でまた自宅を失うみたいな話をされている方がいて、もう言葉もありません。能登でも、昨年のお正月の地震で自宅を失い、やっと再建の目処が付いたら今度は豪雨水害でその家を失うみたいな事もあって、なんで災害という物はそう追い打ちを掛けるようなことをするのか、恨みたくなります。恨んでも何も変わらないし、気持ちを切り替えなければ明日も見えない事は分かっていても、でも気持ちの落ち込み様は想像以上でしょうね。
自分の地域を振り返ってみると、山間部からは離れているし大規模な森林地域もないので、火事による被害は限定的だと思っています。ありそうなのは、東海地震のような大規模な震災が発生をしてインフラが停止するとともに、天竜川の堤防が決壊するなどして水害が発生する可能生はあります。その水量や被害規模にもよりますが、それでも相当な被害規模にならないと自宅まで天竜川の水が増水して押し寄せることは無いと思うけれど、無い事が起こるのが自然災害だと肝に銘じないと。先ずは山火事被害が、何とか来週中には鎮火して落ち着くことを祈りたいです。
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