2024年12月27日

(UA) NRT-SEA (13) - 旅の備忘録

今回は、結構トラブルがあったんですが、幸いにも何とかギリギリの所でくりぬけて無事に戻ってくる事が出来ました。次回のフライトがいつになるかどこへ行くのかまだ分かりませんが、その時の為に今回も最後に備忘録をまとめて置くことにします。

  1. 旅のトラブルは情報量が勝負
    今回は往路のNRT-SFO(NH008)便が、いきなり出発時のメンテナンストラブルで30分以上遅延し、さらに気流の関係で飛行時間も延びてしまい、SFOでの乗り継ぎ時間が余裕を取っての2時間35分から、定刻から1時間遅れでの到着となり厳しい状態に。入国審査、荷物のピックアップとリチェックイン、セキュリティ通過、国内線ゲートへの移動と、結構ドタバタしましたが何とか間に合ったのも、途中途中でスマホで位置情報やゲート情報等確認出来たことも大きいと思います。帰国便に接続するとSEA-SFOがいきなりゲートで「航空管制理由で1時間10分の遅れ」 言われて、一瞬どうしようかと思いましたが、そこからさらに遅れたらアウトですが、その時点なら何とか間に合いそうと言う判断も出来ましたし。最悪、SFOで乗り継げなくても、手元にスマホもパソコンもクレジットカードもあるので、ホテル手配等も何とかなりますし。実はちょっと空き部屋なども確認していたことは内緒です(笑)。今の時代、やはり情報量が生死の分かれ目と言っても過言じゃ無いと思う。
  2. eSIMはもう必須
    国内キャリアーでよほどレートが良い海外ローミングサービスが提供されれば別ですが、やはり現地で直ぐに使えるeSIMサービスは便利だしもう必須ですね。今回は前回の反省から、ちゃんと既に導入済みのUS向けeSIMをちゃんと選択して於いたので、既にeSIMのActivationが済んでいるので、直ぐにデータ通信を始めることが出来ました。さらに言えば、次に書くMPC (Mobile Passport Control)を今後利用することを考えると、着陸して直ぐからネットアクセス出来る事(機内でWi-Fi利用できるならその時に)がほぼ絶対条件になるから、これからの旅ではますますネットアクセスの手段確保が重要になりますね。
  3. MPC(米国出入国管理)
    今回初めてMPCを利用しましたが、便利と言えば便利だけれど、入国審査通過の少なくとも1時間前程度までに必要な書類(データ)を送信しないといけなくて、しかもその時に自撮り写真を添付するというのは、なかなか面倒な作業だと思います。今回実際に試してみて、比較的背景が単調な機内(First ClassのTHE Suiteのシート)で撮影しましたが、それでも採用されなくて入国審査ブースでの再撮影が必要でした。多分白い壁とか背景にして、それなりに香料の有る場所で撮影しないと、そのまま使用されない気がする。まぁ、MPCがそのまま利用されなくてもESTAで通過するのとブースでの手続きはそんなにかわりませんから、最初から諦めても良いけれど、その使用するブースが比較的空いているGlobal Entry等のブースなので、通常のESTAで利用する場合よりも待ち行列は短いだろうし効率も良い気がします。ESTA利用2回目から利用出来るので、該当する場合は試しに使ってみても良いんじゃ無いかと思います。
  4. 顔認証出国確認
    前回のハワイ旅行の時もそうでしたが、米国から出国する国際線の搭乗時確認が、日本へのゲートウェイとなるような大規模な空港だと、もう顔認証に移行していますね。だから、以前のようにパスポートチェックとかボーディングパスの確認も無く、ゲート前の端末の前に立って顔認証を受けて通過するだけ。便利と言えば便利ですが、大丈夫なのかなぁと心配にはなりますよね。私はメガネを掛けているので、その都度外したり付けたりと忙しいので。ただ、フレームレスのタイプを仕様しているからか、そのままメガネを掛けたままでもちゃんと認識されて通過出来てしまいますが。
  5. 久し振りの現金利用
    何時も何時も現金(US$)を使う機会が無くて、紙幣はまだしも、小銭が随分と貯まったままでした。以前はX線検査で不審物として判断される位の量があったんですが、少しずつ減らしていき結構消化してきました。今回ホテル内の売店で、スナックとか購入した時に「あっ、硬貨を使うチャンス」と閃いてジャラジャラ出したんですが、確かUS$9.89だったかな、手元にに揃ったのはUS$8.89とUS$1足りない orz 仕方が無いので、US$10紙幣を出したんですが、レジの若い女性スタッフが「小銭も出したら」と言うんですよね。日本だと良くやる「US$10.89だして、US$1お釣りで返してもらう」というのは、アメリカ人は理解出来ない人が多くてそのまま小銭を返されて、US$10との差額US$0.02渡されるのが通常のパターン。でも彼女はちゃんと計算してくれて、US$10+US$0.89を渡したら、小銭を数えて確認して、US$1紙幣を渡してくれました。このホテル、ANAの乗務員とかも宿泊先として利用しているようなので、それなりに日本人慣れしているのかもしれない。しかし今回も現金を使ったのはこの時だけで、本当海外旅行ではクレジットカードやApple Payで99.99%片付いてしまう雰囲気ですね。
  6. THE Room vs. THE Suite
    番外編でも書きましたが、確かにTHE SuiteもTHE Roomも改善されていて良かったのですが、THE Suiteに関しては既存のシートとの違いはそんなに感じられませんでした。THE Suiteへのアップグレードよりは、THE Roomへのアップグレードの方が、自分的には付加価値を感じられると思います。となると、UAでプレエコを予約して、底から便名をANAへ変更して、PlusPointでアップグレード、というパターンがどれだけ実現されるか、来年は試してみたいですね。
  7. 治安
    やはり記事にも書きましたが、今回Link Railを利用した時には、必ず途中でSecurityが乗り込んできて、1駅、2駅車内を監視して、一度は座席で寝込んでいた乗客に質問をしたりする場面も。何かトラブルが過去あって、その対策なのかもしれませんが、ちょっとビックリしました。ビックリしたと言えば、スタバのReserve Roastaryでバリスタ等のスタッフが待遇改善のデモをやるくらいですから、案外アメリカは日本以上に厳しい経済環境何だろうなあ。今回もガソリンスタンドのガン当たりのガソリン価格を見てみたら、今の為替レートだと1L=200円位になるんですよね。日本以上ですよ、ガソリン代が。昔は日本の半分位だったと思うのだけれど、1ガロン当たりUS$5を越えるような感じなので、アメリカ人から見たら相当な燃料高と言えるのでは。
  8. ネットTV
    今回利用したホテルの室内テレビは、ネット接続をしていたので、NetflixやYouTubeへのアクセスが可能でした。ですから、以前のように運が良ければNHK国際放送が入る場合よりも、寄りに本の情報も得られるし、自分がいつも視聴しているコンテンツも観ることが出来たし、これまでで一番恵まれていた気がします。もしかしたら、Fire Stickを持参するのが良いかもしれないとちょっと感じました。
今回も色々ありましたが、無事にかつ楽しめた記憶を持ち帰ることが出来た事に感謝です。()

[2024年12月27日11:00追記] 
SFOでの乗り継ぎに間に合わず、SFOで一泊していた私の荷物ですが、無事に翌日のNH007便に搭載されて、25日に成田空港に到着。別送品申請をしていたので、成田税関で確認の後ANAが引き取り、クロネコさんで事前に登録している私の自宅宛に発送してくれました。残念ながら、年末の繁忙期で翌日配送は叶いませんでしたが、翌々日の27日の午前には自宅に届きました。最初見た時には特に問題無さそうでしたが、いざ中身を取り出そうとメイン部分のジッパーを使おうとしたら、プラスチック製の引き手が割れていました。以前もアメリカから帰国した時に別の場所の引き手が割れていましたが、それと全く同じ状態。プラスチック製だから、経年劣化だと思いますが、これを破損扱いでANAさんに申請するのは申し訳ない気がするし、元々最初に割れたときに別の引き手に変更していましたが、どうも使い勝手が悪いので、これを機会に新しいものに交換しようかと思っています。

0 件のコメント:

コメントを投稿