丁度道を挟んだ反対側のIONには色々なお店が入っているので、そこをウロウロしていたところ、ここにも鼎泰豊があり、直ぐには入れそうなのでここで夕食を摂ることにしました。入口には掲示しているQRコードをスキャンして順番待ちの番号を取得しろ、みたいな事が書かれていて、スマホを取り出そうとしていたら店内の男性スタッフが気がついて、直ぐに席を探して入店させてくれました。席に座ると、QRコードが印刷された用紙を持ってきて、このQRコードをスキャンしてメニューのサイトにアクセスして、そこから注文するようにとガイドされます。席番号毎にQRコードを生成して、そこの注文内容が管理出来るような仕組みらしい。日本では、殆ど外食することが無いので、こういう事情に疎いのですが、今ではどこのお店にも導入されているのかな。そう言えば数ヶ月前に昔の同期と久し振りに飲んだお店にも、同じようなシステムが導入されていました。でもそうなると、国内は勿論海外でもデータ通信出来るスマホはますます必須になりますね。
席番号のQRコードでスキャンして、スマホからメニューのサイトにアクセスして、早速注文を始めます。まずは乾いた喉を潤すためにも、青島ビールをいの一番にチェック。食事は色々迷うのですが、お腹に優しそうな酸辣湯のスープが美味しそうで、これを次にチェックします。後は、炒飯や麺類等の食事系は量が多すぎるだろうから、前菜や蒸し物のページだけみて行き、名物のトリュフと豚肉の小籠包(6個)と海老と豚肉の小籠包(6個)をオーダーしました。注文をして直ぐにビールが到着。一口飲むと空きっ腹に響きます(笑)。その後数分して酸辣湯のスープが届きました。これ、「ボウル」と「スモール」が合って、当然「スモール」を注文しましたが、そこそこの量がありました。
スープを摘まみにビールを飲むという、ちょっと???な組合せで小籠包の到着を待ちますが、これがちょっと時間がかかります。こちらは既に千切り生姜に醤油を入れて待っているのに、注文してから10分以上過ぎて、やっと両方の小籠包が届きました。早速まずはトリュフ入りの方から実食。中のスープを少し啜ってから一口で食べてみましたが、中身は四角くサイコロ切りした野菜(冬瓜かなぁ)が多くて、肝心のトリュフも豚肉も余り感じられない味。更に、何が原因か分からないのですが、何か抹香臭い匂いというか、ちょっと個人的には好きで無い風味というか匂いが感じられて「これって、トリュフの匂いだっけ?」と、殆どの縁の無い高級食材の味に悩みます(笑)。
気を取り直して、今度は多分標準的な海老と豚肉の小籠包を口に入れます。最初に中のスープを飲んだ時には気がつきませんでしたが、一口食べてみて「あぁぁぁぁぁ」と絶望感が。パクチーの匂いと味が一気に口の中に広がり、別の意味で口の中で小籠包が爆発した感じ orz トリュフの小籠包は、まぁ我慢して何とか食べられますが、このパクチー味の小籠包はかなり限界でした。幸いにも、酸辣湯のスープがまだ半分くらい残っていたので、テーブル二備え付けてあった黒酢とラー油を追加して、少し強めの味付けにしてから、一つ小籠包を食べるごとにスープで口の中を中和(というか、辛味と酸味で強制排除している感じ)させて、「これはパクチーじゃ無い、茗荷だ、茗荷なんだ」と自分を言い聞かせて何とか6個のパクチー味の小籠包も胃の中に収めました。ただ、そのせいかどうかは分かりませんが、もうお腹はくちくなって固形物はおろか、水分も入りそうも無いので、ビールも少し残してしまったし、当然ラウンジに寄る気力もありませんでした。
部屋に戻ってからも、口の中にパクチーの臭いというか後味が残っていて、結構丁寧に歯ブラシで歯を磨いたりしたんですが、多分人生で最も大量にパクチーを食べた夜になったと思う。中華料理は、やっぱり一人で食べるもんじゃないですね。複数人だったら、品数も増やせるし、こういう場合は押しつけることも出来るし(をぃ)。今度鼎泰豊に行く機会があったら注意することにします。ただ、アメリカでもそうですが、海外で食べるものに困った時には、中華料理ならそこそこ食べられるんですよね。そう言う意味では、海外旅行の時には結構頼れる見方だと思う。
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