2023年8月26日

残存有効期間

パスポートの残存有効期間に関しての記事。私も、仕事で初めて海外出張を経験してから40年近くたつので、この「パスポートの残存有効期間」に関しては常識以前の理解だし、それもあるので先日のSingapore旅行は、わざわざ少し早めにパスポート更新をして出かけたわけですし。多くの場合は、入国時に6ヶ月以上の有効期間が残っていることが必要で、これが一つの目安になります。ただ、自分の場合は仕事でもプライベートでも、アメリカへ行くことが8割9割で、アメリカの場合今は出国時まで有効なパスポートであれば入国可能。以前は確か、VISA Waiver(90日)で入る時は、90日分の有効期間が必要だったと思う。いずれにしても、だから昔は結構ギリギリでパスポート更新することが多かったですね、自分の場合は。

先のSingaporeは、入国時に6ヶ月以上の有効残存期間が必要なので、今回パスポートを更新してからの出発になりました。で、記事の中では航空会社がパスポートチェックをしないような記述が有るんですが、それは一寸違うんじゃ無いかなぁ。例えば、私が利用するANAやUAでは、チケット予約をするとパスポート情報(パスポート番号、氏名、生年月日、性別、国籍、有効期限等)を入力します。ただ、航空会社としては、その乗客がその国行きのフライトを予約して利用しても、その国に入国するかどうかまでは分からないから、予約時点でパスポートの残存有効期間が十分かどうかは判断出来ず、当日チェックインの時に確認して判明する、と言う事はあるでしょうね。そういう部分は、自ら訪問国情報を収集するか、積極的に旅行情報を集めないと分からない部分でもあるので、そう言う意味ではあまり海外旅行になれていないのであれば、旅行会社を利用するのが一番良いかも。ただ、最近は航空会社もコスト削減でネット予約にネットチェックインとか、対面サービスの機会が減ってきているので、やはり消費者が賢くならないと思わぬ落とし穴にハマることもあるんだろうなぁ。

記事の中には「チケット等は期限直前まで利用できるのに」とか「航空会社が事前に知らせるサービス」とか書いていて、まぁその気持ちも分からないでも無いけれど、チケットの有効期限と海外からの入国者の滞在期間は別問題だろうし、本来乗客を郵送することが目的の航空会社に相手の滞在の心配までしろというのは過剰要求だと思う。まぁ、やるとしたらホテルが海外からの宿泊予約にはパスポート情報の入力も要求して、その有効期限が要求期間に満たなければ確認するというのならまだ分かる。でも、例えば入国時には6ヶ月以上残っていて問題無いのに、入国後一月位してから滞在する予定のホテルが見てみたら、実は6ヶ月切っていておかしい、と判断されるかもしれない。結局は、やはりパスポート所有者の責任だし、義務だと思いますね。パスポートは自分の身分を証明する代わりに、その国での行動を保証してもらう書類なわけだから、肝心な部分を人任せにするのはやはり違うと思う。

とは言っても、丸々3年以上海外渡航の機会が止まっていて、それ故海外旅行への要求も高まっていて、暫くは海外旅行へ行く日本人も増える可能性は大いにあると思います。そうなると、この残存有効期間だけでなく、例えば使用している写真と容姿が変わりすぎているとか、色々トラブルは多く発生しそう。そういう場合でも対応が取れるように、早め早めに準備するのがやはり一番でしょうね。

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