今朝のニュースで、高騰するガソリン価格対策で、価格が高い長野県のドライバーが、ガソリンが9円/l程平均安い新潟県へ遠征してガソリンスタンドを利用していると伝えていました。仮にリッター当たり10円違うとしても、50l入れても500縁の違い。ガソリン価格を190円/lとすると、50l入れたら9,500円になるわけで、10円安くなっても9,000円にしかならないわけで、その為にどれだけの時間と手間を消費しているのか、本当に得をしているのか個人的には疑問。
長野県と新潟県の県境付近の地図を見てみると、長野-新潟を結ぶ道路は、長野市を出て信濃町を経由して上越市へ北上する道路と、同じく長野市から野沢温泉村から十日町市へ続く道路。そして、西側では白馬村から糸魚川市へ接続する道路の、大きく3経路になるみたい。新潟県のどの辺りまで行けば十分な価格差があるのか分からないけれど、地図を見る限りではかなり山道を進まないと新潟県へ出るのは難しいようで、わざわざ時間をかけて給油のために行くほどのことか疑問に。それこそ、新潟県の海などへ遊びに行く途中に給油するとか、何か買い物のついでに出来るだけ窮するという事なら分かりますが。
自宅近くのガソリンスタンドだと、レギュラーガソリンで180円位なので、多分全国的にもまだ安い部類だと思います。私の車はハイオクを使用するので、レギュラーガソリン価格のさらに10円以上は高い金額になります。先日給油した時は、193円だったかなぁ。いつも大体35l前後くらいの量を給油するんですが、少し前だと5,000円ちょっとだったのが、この前は7,000円を超えていてビックリ。5,000円台の時は確かハイオクでも160円位だったのが、いまは30円以上アップして居るわけだから、それ位の違いは有るでしょうね。私は、精々月に1回休するくらいだから、それでもまだそんなにガソリン価格の影響は受けていないけれど、毎日車を利用している営業職とか運送関係は無視できない差になりますねぇ。
こればっかりは、国内で石油生産はほぼ無いに等しいから、国内の努力で何とかすると言うわけには行かない。ただ、ガソリンには色々な税金が付加されていて、それら価格の半分近くを占める税金に対しても消費税算出の対象になっているので「二重課税」とも言われています。流石に税金を無しにしろとは言わないけれど、やはり暫定税率だけでも廃止するべきじゃ無いかなぁ。それだでも20~30円位は安くなる計算なわけだし。
野党各党も、与党に対してガソリン価格対策を要求して、それは良いのだけれど、個人的に納得出来ないのは立憲民主党がそれを言っている事。彼らが民主党として政権担当をした時に、国民から指示された公約の一つが「ガソリン税廃止」だったわけで「ガソリン値下げ隊」何て言うものも作り全国行脚して支持を集めたもの。でも、いざ政権を取ったらそんなことは忘れてしまい公約からも外してしまう。そういう前科があるから、彼らの言うことは信用できない。仮にそれが国民の負担軽減になる話であっても、結局は言うだけで何もしないという認識しか生まれないから。だから、国民民主党とか維新の会には頑張って欲しいのだけれど、今ひとつ全国的な人気が無いのが力不足を感じるんですよね。世の中はなかなか上手く行かないように出来ているとしか思えない。
0 件のコメント:
コメントを投稿