2023年7月28日

パスポート更新

幾つかの苦労の末(笑)申請した10年パスポート。8労働日が経過した昨日、早速市役所(区役所も同居)へ行って受け取ってきました。学校は夏休みに入ったところなので、学生さんなどの申請・受取で混雑するかと朝早めに出かけたんですが、前回の申請時よりも混雑していなくて拍子抜けでした。市役所の建物に入り、窓口で順番待ちの番号札(印刷されたシート)を受取、そこから10m位先のパスポート関連の窓口が並んでいる場所へ行ったら、待合スペースの椅子に座る間もなく直ぐに番号が表示されて、受取手続きが開始されました。

前回申請時に受け取った受取確認表と、現在までのパスポートを窓口に提出します。前回既に収入印紙を購入して受取確認表に貼付してもらっていたので、その二つを出すだけで終わりです。担当の女性スタッフの方がいったん奥に入り、暫くすると新旧のパスポート等を手に持って直ぐに戻ってきました。先ずは本人確認で、名前や生年月日に本籍地を確認し、次に新しい更新されたパスポートの記載内容を確認します。その後、パスポートを専用端末にかけて内蔵ICチップに保存されている情報を端末に表示させて確認をするのですが、何故かなかなか読み出せずに女性スタッフの方がちょっとアタフタ。それでも何とか内蔵ICチップから情報読み出しが出来て、表示された内容を確認して確認作業は完了。受取確認表に新しいパスポートの番号、氏名、日時を記入して終了となりました。

帰宅してしみじみと新旧のパスポートを比べてみると、いろいろと違いがあってこの10年間の変化が伺えます。

  1. 旧パスポートは、冊子中央のICチップの型紙部分をまん中に、用紙部分が二つ折りされたような形で作られていたので、雑誌のように背表紙が丸くなっていました。今回の新パスポートも同様の作りに見えますが、背表紙の所が90度ずつ一枚一枚折り曲げられているので、ハードカバーの本のように真っ直ぐな背表紙になっています。
  2. 旧パスポート(2013年に取得)の査証ページは、そのページ番号が薄く並んで印刷されていましたが、新パスポートは安藤広重の「富嶽三十六景」が印刷されていて、日本人的には面白いデザインかも。でも、ここに入国時のスタンプを推されるのはちょっと嫌かも(笑)。
  3. 旧パスポートは表裏のカバー部分を除いて52ページあり、「査証」のページは44ページでしたが、最後の1ページには自動化ゲート登録のスタンプが押されていて、実質43ページが使用可能でした。新パスポートでは、54ヘージと少し増えて、「査証」ページも45ページと微増。
  4. 旧パスポートの最後(後ろカバーの裏側)には、「所持人記入欄」「外国に居住する場合の住所」「死語の場合の連絡先」の自由記入欄がありましたが、新パスポートでは「緊急連絡先」の欄のみ。
  5. 全体のサイズやデザイン、さらに2ページ目の「機会読み取り部分」の仕様等は変わらず。
新しいパスポートを取得して、パスポート番号も更新されたので、まずは以前の番号を登録しているサービスの内容を更新しておきます。

  • ANAのAMCの会員情報には、パスポート番号も記録してあるので、自分のアカウントにアクセスして変更して保存。
  • UA MPも同様だと思ったら、こちらには保存されていない。実際に予約をする時で無いと更新出来ないみたい。
  • COVID-19のワクチン接種証明アプリには、マイナンバーカードとパスポート番号を紐付けて証明書を登録しているので、これを更新。アプリ画面右上に「再発行」のリンクが有るので、これをタップして「国内用」「海外用」を選択すると、マイナンバーカードを読み込み、パスポートをスキャンしたら、これまでの記録が自動的に参照されて新しいパスポート番号での証明書が登録されました。
  • 入国時の手続き用に、Visit Japan Webの登録も新パスポート番号で更新
取りあえずパスポート番号が登録されているアカウントやサービスで心当たりがあるのは今の所これくらい。次は、具体的に記念すべき最初の渡航先を選ばないと。そうそう、一番使うであろうアメリカのESTA申請は、まずは最初の予定が決まってから登録することにします。いずれにせよ、これで取りあえずあと10年間は旅行は出来る状態になりました。無事に10年を全うして、せめてさらにもう一回人生最後のバスポート更新の機会が訪れることを願いたいですね。(しんみり...)

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