先日行ってきたANAのホノルル路線に、A380の3号機を予定よりも早く投入するかもという記事。 A380は、現在1号機、2号機が投入されているんですが、先日自分も利用した4月20日からA380が2機でのデイリー運航が始まり、7月に入ると現在運休中の成田発の遅いフライトが復便をして、1日2往復のダブルデイリー体制になるのですが、もしかしたらその時に3号機の投入もあるかという話。
現在はデイリー運航なので、2機交代で運航すれば整備用の余裕も生まれて、毎日A380を飛ばすことが出来ますが、ダブルデイリーとなると、一週間のうちどこかで整備日を取らないと毎日は運航できないので、やはり3号機の投入が待たれるところ。でも、そうなるとA380の大体で入るB777とかB787と比較して200~300人位乗客が増える事になるので、それだけ増えてもペイできる目算が無いと厳しいですからね。ただ個人的な感想を言えば、今回G.W.のホノルルの様子を見た限りでは、これからの観光シーズン、そして夏休みシーズンに入れば、十分需要は生まれるんじゃ無いだろうか。ただ、その反動で秋以降の需要はグッと減りそうだから、秋口から冬にかけてはダブルデイリーは維持しても、A380は一方だけとか、場合によってはダブルデイリーから週10便位に減便する可能性もあるかなあ。
ANAも、3期振りに黒字化出来て、コロナ禍以降も復調している様子が伺えますが、コロナ禍の影響は大きかっただけに、まだまだ安心出来ない部分もあるでしょう。だから、無理は言えないことは分かっているんですが、やっぱりA380でのハワイ旅行と言うは、A380も含めての「Priceless」な価値だから、ここは是非実現して欲しいなぁ。自分も実際に体験してみて再認識したんですが、やはり窓の外にHonuが待っている、単なるA380ではなく、ウミガメ塗装のHonuが居る、というのは凄い高揚感とかいう期待値を膨らませる重要な要素だと思います。評価は色々あるし、コロナ禍という予想外の事態もマイナスに作用しているけれど、でも「Honu」という唯一の要素を核に、ハワイ旅行という夢のシナリオを作った事は評価されるべきだよなぁと、今回改めて感じました。だからこそ、やっぱり早い時期に3号機も投入して、成田発のホノルル線は、いつもA380が往復している状況にすることで、更に需要喚起出来るんじゃ無いだろうか。実は今回ホノルルに行って感じたんですが、ホノルルというかワイキキ周辺には、日本語のガイドも多いし、ホテル等でも日本語表記が沢山提示されています。ただ、現状それだ優遇されるほど日本人観光客の数は多いわけでは無く、今後古い設備のリニューアル時には、多分中国語へ書き換えられそうな印象を受けたんですよね。実際今回ホノルルに滞在してみて、日本人の声も多く聞こえましたが、一番聞こえたのは韓国語だったと思うし、後中国語も結構飛び交っていました。雰囲気から、半分くらいは米国在住の中国人あるいは中華系米国人がバケーションで来ている雰囲気でしたが、今後中国の渡航制限が緩和されてドッと押し寄せてくるんじゃ無いだろうか。ハワイと言うとJALの牙城で、今回も帰国の時に空港へ行ったら、A380 2号機の前にJAL系のZIPAIR機が駐機していて、そうだよなぁ、JALはZIPAIRも飛ばしているんだよなぁとJALの維持みたいなものを感じました。ANAもPeachを飛ばすようになるんだろうか。今回は自分なりの時差ぼけ対策も効果的で、かつ現地での移動手段なども新しい発見があったし、気分的に以前よりもかなり「近場」意識が芽生えたので、是非移動手段の多様化と多数化を進めて欲しいなぁ。ANAもJALも頑張れ! そうそう、そろそろUAもホノルル線、復便しないと。
0 件のコメント:
コメントを投稿