2022年9月12日

EOS R7実戦初投入

昨日は今シーズンの開幕戦という事も有り、EOS R7君を初めて実戦投入。自宅を出る頃は曇り空で「暑くならなくてラッキー」と思っていましたが、試合開始の頃には曇り空ながらも暑い日差しが降り注ぐ様になり、しっかりと日焼けもしてしまいました。

で、一日使用した結果、色々問題点が見つかり、二週間後の次の試合までに解決しないといけない事が盛りだくさん。一方で、予想外に良かったこともあり、それならば無駄な買い物もしなかったのになぁと反省することも。何かというと、バッテリー問題。事前のスペックだと、バッテリー2個使用でも一試合持ちそうも無いので、大容量の外付けバッテリーパックを購入して準備したんですが、結論から言うと全く必要無い状態でした。 自分のEOS R7は、2台同時使用していて、1台は望遠レンズを装着して主に試合のプレーを撮影し、もう1台は広角レンズを装着してそれ以外の光景を撮影する物。望遠レンズの広角側が100mm(APS-C使用なので、160mm相当)なので、それを補完するために18mm-150mmの広角レンズを併用しています。

  • 広角用EOS R7のバッテリー消費量は25%(100%→75%)で、撮影枚数は2,628枚。データサイズは約37GBになりました。撮影枚数的には、以前のEOS 7D MarkII時の倍位で、データ量は4~5倍位増えています。JPG撮影しているのですが、1枚当たりのファイル容量も倍から2.5倍位なので、データ量的には納得のサイズです。
  • 望遠用EOS R7のバッテリへ消費量は、試合開始前からハーフタイム(2Q終了まで)で確認したところ31%(100%→69%)を使用。撮影枚数は3,112枚でした。多分このまま試合終了までバッテリーは持つと思いましたが、比較のために、100%充電済みの別バッテリーに交換。ハーフタイムから試合終了までの時点での使用量は20%(100%→80%)で撮影枚数は3,307枚でした。
使用時には背面パネルはほぼ使用しない状態で、時々パラメーターや撮影データ確認のために使用する程度だったので、消耗度合いは本体動作とレンズの操作分だと思いますが、バッテリーパック1個でも十分一試合持ちそうというのが今回の知見。今回は昼間の明るい状況での試合だったのでこう言う結果ですが、ナイターとかでISOをもっと上げると、ファイルサイズも膨らむしバッテリー消耗も大きくなるから、やはり望遠用カメラには2個準備しておくのが安心。でも、わざわざ外付けバッテリーを購入するまでも無かったとちょっと後悔。それでも、帰りの新幹線車内では、その外付けバッテリーでノートブックパソコンを駆動したりと、手軽に電源がある利便性は理解出来ました。ただ、重いのがなぁ... 

今回撮影してみて困った点は、

  • 撮影データのデータサイズが3倍位に。これまでは25~30GB/試合だったのに、今回は114GB/試合。ファイル数は、倍位(以前:4,000~5,000枚/試合→今回:9,035枚/試合)。
  • 枚数が多くなる望遠用カメラ分だけでも、約77GB、6,419枚の撮影。以前と比べると、やはりデータ量で2.5~3倍、ファイル数で倍位の感じです。望遠用は128GBのSDメモリー必須ですね。後は、ナイター撮影や東京ドームなど位環境で撮影したときに何処まで膨らむかだなぁ...
  • データコピーは、SDメモリーカードを取りだして、USBマルチカードリーダー経由でパソコンにコピーしているんですが、カードリーダーが少し古い物なので、以前のCompactFlashと比較するとコピー速度が遅い。以前のCompactFlashでは100MB/secだったのが、今回のSDメモリーカードだと80MB/sec。カードリーダーは、USB 3.0対応の物ですが、がもう5~6年位前に購入した物なので、最新のSDメモリーカード(UHS-II対応)には対応していない(多分UHS-I位で動作している)気がします。次回までに、最新のUSBカードリーダーを購入予定
  • 本体とパソコンは、USB Type-Cケーブルで接続して、ファイル転送なども可能何ですが、なんせデータ量が多いから直接メモリーカードからコピーした方が早いです。でも、流石に100GBもコピーするとなると、全体で30分近く掛かりますが。
それ以外で気になった点、良かった点など備忘録的に。

  • 本体・レンズ(特に100-500mm)共に軽くなったので、以前のEOS 7D MarkII+100-400mm使用時よりも、結構移動や取り回しが楽になりました。またパッキングした時の重さも違いを感じるくらい軽量化されたのは良かった
  • 慣れないのは、ミラーレスなのでファインダーが液晶表示。特に連写すると、機械シャッターの影響なのか、除いているファインダー内の液晶画面が揺れるんですよね。これが見続けていると気分が悪くなる。あれ、何とか出来ないだろうか。
  • 今回は、背面の液晶パネルを基本畳んで通常は使用しない状態で撮影しましたが、ちょっと設定変更するとか撮影データを確認したいときに、いちいちパネルを引き出して表示するのが面倒。通常はパネルを表示する位置にして、でも表示は消しておいて、呼び出したときには直ぐに表示出来るようになれば便利なんですが。もう少し取説を確認して見ます。
  • AF (Auto Focus)の設定が以前と異なるので、まだ慣れません。試合前に幾つか試してみたんですが、これも取説で書くにしつつ、もう少し自分のベストセッティングを詰めていく必要が大いにあります。
  • ただ、そのAFの合焦速度は速いし、結構精確な気がします。以前のEOS 7D MarkIIと比べると、AF合焦速度は倍位速い感じ。これも、撮影用センサーで直接AFを認識しているからだろうか
  • 使っているうちに、例えば「AF-OFF」ボタンが意図したように機能しないとか、まだまだ設定を詰め切れていないことを再認識。これも次の試合までに色々試してみないと。
  • 同じように、今回はメカシャッターを使用しましたが(15枚/秒)、電子シャッター(30枚/秒)でどれくらいローリングシャッターが発生するか確認すれば良かったと後から後悔。ただ、そうなると128GBのSDメモリーカードでも足りなくなりそう。となると、望遠用のEOS R7はSDメモリーカード2枚差しか...
まだまだ修行の日々は続きそうです。

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