2022年9月12日

モバイルバッテリー実戦投入

昨日は先日購入したAnkerのモバイルバッテリーの実戦投入日でもありました。元々は、EOS R7のバッテリー切れ対策を主目的に、通常のノートブックパソコンやスマホ利用時のバッテリー切れ対策用として購入した物ですが、少なくとも前者の目的用には不要という事が検証されてしまいました(笑)。本番前に、一度検証する予定も合ったんですが、タイミング的に天候不良だったりしたこともあり出来なかったことが敗因。まぁ、とは言っても無駄になるわけでは無いので、後は有効活用したいのと、11月になると社会人と大学の試合が続くこともあって、その時にはこのモバイルバッテリー君が活躍してくれそうな予感が。ACチャージャーを持参しなくても、カメラ本体に接続すれば内部バッテリーの充電が出来るので、可搬性は良くなりそうに思います。 

まずは今回感じたデメリットは、なんと言ってもその重さと大きさ。バッテリーやケーブル類を入れた無印良品のパスポートケースは、横23cm位縦8cm位ですが、ACアダプターの厚みがあるので、どうしても少しボコッと出っ張りが出来てしまいます。それでも、ケーブル類等も入れるとピチッと中に収まるので、振動とかの対策にはなりそう。全部がスッキリと収まり、取り出しやすいケースがあれば言うこと無しですが、一寸見つけるのは難しそう。全く使えないわけでは無いので、今のパスポートケースでも良いのですが。それよりも、全部を詰め込んで手に取ると、そのずっしり感はかなりあります。モバイルバッテリー本体の重さが600g弱で、ACアダプターは小さいけれどこれも200g近くあるのかな。さらに、USB Type-CやType-Aのケーブル類を5本位同梱して、その中でもType-C-to-Cのケーブルは、ACアダプターからパソコンに接続する意図もあるので、長めの1.8m長のケーブルで、この取り回しが少し面倒です。

そのACアダプターですが、元々ノートブックパソコンに同梱されている45WのACアダプターよりもコンパクトで、しかも出力は60Wと余裕。ノートブックパソコンだけなら、多分急速充電も可能だろうし、Type-CだけでなくType-Aのコネクターも有るので、そのままスマホの充電も出来ます。ノートブックパソコン本体には、常時通電のType-Aのポートが一つあるので、ここにもスマホをもう一台接続でき、結果ノートブックパソコン1台、スマホ2台をまとめて充電出来る環境が出来ました。これまでのような、スマホ用のUSBポート付のアダプターを持ち歩く必要がないので、スッキリ出来ます。新幹線の中でも使用しましたが、最近のN700Sは肘掛け部分にACコンセントが有るので、この場合はこちらの方が使いやすい気がします。N700Aまでのように、壁際の下の方にコンセントが有る場合は、そこに刺すのが少し面倒ですが、元々のACアダプターの様に、ACケーブル+本体のドングル+電源ケーブルの3部構成だと、本体が床に転がって邪魔でした。今回は、本体が直接ACコンセントに刺さり、そこからはUSB Type-Cのケーブルが伸ばせるので、床で邪魔になることも無く個人的にはこちらのデザインの方が好きですね。最も、わざわざACコンセントに接続しなくても、大容量のモバイルバッテリーに接続すれば銃でだろうか、そのままAC運用だろうが出来るので、可搬性ははるかに改善されます。

やはり最大の難点は、その重さですね。もっと小型のモバイルバッテリーはあるんですが、パソコンまで対応出来る容量と出力の物は、どうしても重くなるし大きくもなってしまうので仕方ないと言えばそうなんですが。まぁ、単体で手に持つと、バッテリー、ACアダプター、ケーブル類で800g位になるのかな。流石にズッシリという印象なんですが、仕事で持ち歩いているデイパックに入れてしまえば、パソコン本体も1kg以上有るし、それ以外にもいろいろ入っているので、そんなに重量増という印象は受けません。流石に、軽くなったとは思わないけれど、殆ど感じないくらいなのか。手荷物とどうしても重さに敏感になるんですが、背中に背負ってしまうと結構重さは気にならないんですよね。カメラ機材等は、全部合わせると8~10kg位になって、以前は肩掛けのカメラ用ショルダーバッグに入れていましたが、これが凄く重い。でも、同じ内容でも、リュックタイプの物変えて背負うと、全然感じる重さが違うんですよね。そう言う意味では、単にスペック上の重さとか仕様で判断しないで、実際に利用する立場や環境で評価しないと、本当にその仕様やデザインでは駄目なのか、実は感じるほど深刻度合いは小さいのでは無いかという事を、今回身をもって体験した気がします。何事も、フィールドテストは重要ということですね。

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