2021年7月27日

金メダルラッシュ (2)

一昨日に続いて、昨日も金メダルラッシュの一日。その中でも、卓球の水谷・伊藤ペアの金メダルは、正直最初に2セット連取されて「あぁ、駄目か」と思ったけれど、そこから逆に日本が3セット連取して王手。でも、相手も1セット取り返して同点となり、最終第7セット。普通だと、最後の最後に踏みとどまれないのが日本人選手の傾向だったけれど、逆に中国側が飲まれた様な感じで、最後は相手のリターンミスで勝利。既に報道されているように、一回り違いのこの二人は、浜松市のお隣磐田市の出身という事で、昨日は大騒ぎだったみたい。その影響で、浜松でも結構な人が中継に釘付けだったようですが。

いゃぁ、しかし、準々決勝のドイツ戦の再現みたいな試合になるとは思わなかった。準決勝の台湾チームとの試合が、4-1とかなり余裕がある勝ち方だったので、期待はしていたものの、ここまで縺れるのかとみていて疲れる試合でした。でも、あぁ言う展開の中でも心が折れずに最後の最後まで集中力を切らさず勝ちきれるというのは、日本人選手としてのメンタルがかなり変わってきた様に感じられますね。これが卓球だけで無く、その他の競技や種目にも波及していくと、地元開催という地の利以上に良い影響が現れそう。

昨日は、女子スケートボードストリートでも、13歳の西矢椛選手が金メダル16歳の中山楓奈選手が銅メダルと、今回初のダブルメダルの快挙。スケートボードって若いというか、10歳代でも前半の選手とか多くてビックリしますが、個人的にはもう更新されることは無いだろうと思っていた、水泳の岩崎恭子選手の14歳を超える13歳の金メダリストというのはビックリを通り越しています。もう一人、女子パークに出場する開心那選手は12歳だから、さらに最年少記録を更新する可能性もまだあるわけで、もうついて行けない世界だなぁ。

一昨日の柔道での阿部兄妹とか、昨日の磐田ペアとか、本来ならそれだけで一週間位メディアで取り上げられるくらいのバリューがある話なんだけれど、毎日新しい話題が生まれてくるから、毎日主役が変わっていく嬉しい悲鳴。開会式の視聴率は、関東では60%近くあったらしいけれど(前回の東京五輪は61%らしい)、こうなるとますますオリンピック放送に注目が集まりそう。無観客試合だけに、選手の活躍を見るにはテレビやネット中継だけですからね。そう言う意味では、メディアの腕の見せ所でもあるし、大きな晴れ舞台でもあるけれど、毎日新聞(TBS)や朝日新聞(テレビ朝日)はばつが悪いのか、未だにブツブツ言っている感じ。「開催中止」も一つの意見だけれど、その判断はされずに制限付き開催が今行われているわけですから、ならばその条件でどうするべきかという意見ならまだ分かるのだけれど。勿論、今後状況が急変するかもしれないし、その程度が余りに酷ければ途中中止という判断もあるでしょう。でも、そうでは無い現状に対して、最悪の場合の対策を主張しても殆どの人には受け入れられないと思うし、そう言う事を知ってか知らずか主張しているメデイアは、やっぱり単なるアジテーターだと思う。

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