2021年7月26日

金メダルラッシュ

昨日は日本選手の金メダルが続いたり、劇的な試合があったりと、ここから一気にオリンピック熱が盛り上がりそうな予感も。武田鉄矢氏の予言通り「金メダルの二つや三つ取ったら、一気に盛り上がる」という予言(?)が、本当に実現しそう。特に今回の金メダルは、色々なドラマがあるから余計興味を引きそう。

昨日最初の金メダルとなったのは、水泳の女子400m個人メドレーの大橋悠依選手。これまでの女子水泳金メダルは、5人いるのだけれど、個人メドレーでの獲得は初。個人的には、平泳ぎとかバタフライとか自由形とか、その泳法一つだけよりも、4種類の泳法で泳ぎ分けるメドレーの方が、技術的には体力的にも厳しいんじゃないかと創造しているので、そう言う意味では400mの個人メドレーでの金メダルというのは、最初聞いて正直ビックリしました。日本人は、とかく体格と体力差で外国人選手に後れを取ってきたけれど、その差がどんどん縮まっている事の証明だと思う。

二つ目は、今回から競技に採用されたスケートボードのストリート男子で金メダルを獲得した堀米悠斗選手。競技会場が設置された江東区出身で、地元で金メダル獲得党言うのも一つのドラマだけれど、子どの頃からスケートボードで金メダル獲得を目指して一人渡米し、そこで成功して日本でも結果を出したのは凄いと思う。アメリカでは、日本以上にスケートボードが盛んで、だからこそ実力さえあれば彼の様に成功することも可能だけれど、その分競争は日本以上に厳しいわけで、やっぱりメンタルの強さが違うのかなぁ。でも、そう言う立身出世物語じゃ無いけれど、結構そう言う話って日本人も好きですよね。彼以外にも期待出来る選手が沢山いるみたいだけれど、日本では昔のエレキギターのような「不良の印」みたいなスケートボードが、一気に認知されんじゃ無いだろうか。

そして、夜には 男女柔道での、兄・阿部一二三選手と妹・阿部詩選手の兄妹同日金メダル獲得。「兄妹」が、「同じ日」に、「金メダル」を獲得する事は史上初らしいけれど、個人的には国内選考会で直接対決まで実施して代表獲得にこぎ着けた、阿部一二三選手の感慨は一入じゃ無いだろうか。途中、一寸厳しい対戦もあったみたいだけれど、個人的には今回の様な無観客試合の方が、日本人のメンタル的には変にプレッシャーを感じること無く、実力を発揮しやすい様な気もする。二人とも実力ある選手だから、3年後のパリオリンピックでの活躍も期待されるだろうけど、多分それすらも厳しい位に本の柔道の層は厚いだろうからなぁ。いずれにしても、「兄妹で金メダル」というプレッシャーは半端なかったと思うから、それに打ち勝っただけでも凄いと思う。

金メダルでは無いけれど、昨日はね卓球の男女混合ダブルスでの水谷・伊藤ペアの準々決勝での奇跡の逆転勝ちとか、男子サッカーでのメキシコ撃破とか、金メダル以上に興奮する内容で、特に水谷・伊藤ペアはのその後の準決勝では吹っ切れたのか3-1で台湾チームに勝利して銀メダル以上が確定したから、今日に期待したいですよね。

勿論、選手が活躍することを誰もが望んでいるし、結果を出した選手は賞賛されるべきだと思うけれど、勝負は時の運であるし、悔しい結果になる事も現実。体操の内村航平選手とか、女子重量挙げの三宅宏実選手とか、結果は残せなかったけれど、記憶には残った選手も沢山いるわけで、そう言う選手達もこの「オリンピックの歴史の一つ」であることは事実。そう言う事も観戦して応援している自分達も忘れちゃいけないでしょうね。東京オリンピックは無観客開催になってしまったけれど、決して「無関心開催」では無いことを、自分達は応援して支えていくことで証明したいですよね。まだまだ始まったばかり、頑張れ日本、頑張れ世界の選手達!

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