2021年5月18日

UA MP 1K 2021大作戦 (1)

久しぶりにUA MileagePlusのアカウントにアクセスしたところ、今年度の会員資格獲得緩和措置としてオファーされた、会員レベル毎のボーナスポイント(Easy PQP Bonus / MP 1Kは1500PQP)が追加されていました。

これで、来年度のメンバーシップ更新に必要な条件のうち、15,000PQPを達成すれば、2022年のUA MP 1Kに到達出来る事に。前回も書いたけれど、UA便運航の4区画利用の条件がなくなったのが大きいですよね。これで、極端な話、今年一度もUA便を利用しなくても、UA MP 1K到達が可能になったわけだし。まぁ、それだけUAも厳しいという事の裏返しなんだろうけど。

現在6,234PQPなので、残り8,766PQP獲得が今年後半の目標に。残りPQPを獲得するにはANA便を利用するんですが、UA発券(016から始まるチケット)かANA発券(016以外のANAなら205)で計算方法が異なる事に。UA発券の場合は、税金等を除いた金額のドル額がPQP。一方非UA(ANA発券)の場合は、ベースマイルに利用クラス毎の特典マイルの倍率を掛けた「特典マイル数」を5で割ったものがPQPとして登録されます。

  • 対象となるANAの運賃クラスのマイル加算率表
    ご利用クラスご購入の運賃クラスfootnote6特典マイルの獲得
    (運賃クラスボーナスを含む)
    ファーストF350%
    ファーストクラス割引運賃A300%
    ビジネスクラス正規運賃J、C300%
    ビジネスD250%
    ビジネスクラス割引運賃Z、P150%
    プレミアムエコノミークラスG150%
    プレミアムエコノミー割引運賃E125%
    プレミアムエコノミー大幅割引運賃N100%
    エコノミー正規普通運賃Y、150%
    エコノミーB、M125%
    エコノミークラス割引運賃U、H、Q75%
    エコノミークラス大幅割引運賃V、W、S、L、T50%
    エコノミークラス大幅割引運賃K25%
    マイル加算なしI、O、R、X0%

ここでちょっと試算してみたんですが、

  1. UAでANA国内線の「ビジネス」で予約すると、ANA Premium Classがアサインされ、これはUA側ではFクラス、ANA側では「運賃9: 国際航空券ブッキングクラスF/A」になる
  2. 「運賃9」のANA積算率は「150%」なので、それは「運賃1」の「プレミアム運賃」「プレミアムビジネス運賃」と同じ。ANA側でこのクラスを利用すれば、UA側ではFクラスと評価されるのでは、と想定
  3. 同様に、「バリュープレミアム3/28、プレミアム株主優待」は125%なので、以前だとDクラスとなっていて、この場合は「250%」が適用されます。
  4. ここで「羽田-沖縄、7月22日-24日」で料金を比較してみると:
    • UA発券でビジネスクラス(Premium Class)の料金は「127,430円」でPQPは片道532PQP($1=109円)。特典マイルは5,320マイルとなり、PQPは往復で1,064PQP。
    • ANA発券でプレミアム運賃だと「127,420円」。HND-OKAの基本マイルは、984マイルなので特典マイルは984×3.5=3,444マイルとなり、PQPは片道688PQP。往復だと、1,376PQP獲得出来る事になります。
  5. 沖縄線は、他の幹線と比較して距離は長めで料金設定が安いので、こう言う逆転現象が出てくるんだろうけど、少なくともUA便利用よりも効率的(安く)にPQPが獲得できそうです。
  6. また、「プレミアム運賃」購入時には、SKYコインを利用できるので、実際支払う金額はもっと安くできますからコスト的にも有利に。さらに「プレミアムビジネスきっぷ」は、同クラスで往復1万円位安いので、こちらでの利用も効率的(※ただし、SKYコインは利用出来ずANAカード使用前提)と言えます。仮に「プレミアムビジネスきっぷ」が、UA側で「Aクラス(*300%)」とされても、片道590PQPとなりUA発券よりもお得。
  7. 仮に残り「8,766PQP」を、HND-OKA往復の1,376PQPで割ると、6.4回で到達出来ます。ですから、半年一寸の間に毎月1回HND-OKAを往復すれば、取りあえず達成可能と試算出来ます。また、パートナーでPQP獲得する場合は、上限設定がありますが、国内線利用ならそれを超えることは無さそうですし。
UA便を今年は全く利用しないのなら、まぁANA便で埋めてしまえば簡単なんですが、UAを使うかANAを使うかは別にして、やっぱり年末くらいには久しぶりにUSに行きたい。今試しに年末クリスマス前に日本-USのフライトを検索してみると、ビジネスクラス利用でUS本土(SFOとかNYC)往復だと、一回で9,000PQP前後獲得可能になり、それだけで一気に残りPQPを解消出来ます。TYO-HNLだと、往復で3,000PQP位なので、こちらだとANA便での埋め合わせが必要になりますが、行きやすさや安さではこちらが一番現実的かなぁ。海外渡航の状況がまだ変わらないので、取りあえずの方針としは、

  1. 一応年末にTKO-HNLのフライトをする前提で、残りを国内線利用でPQPは埋めておく
  2. 仮に年内の海外渡航が事実上無理となった場合でも、国内線利用でリカバリー可能なPQP数なので、最悪はそれでUA MP 1Kを満たす
    ※HND-OKA 3往復が必要だけれど、料金クラスが「プレミアム運賃」想定ならチケットも最後まで取りやすいだろうし
  3. 一回の利用でPQP獲得値が大きい、日本-US本土便利用は、来年のお楽しみとして残しておく。それによって、年末にHonolulu、年明け早々に(例えば)New Yorkとか行き先がダブらずにフライト出来る
  4. 来年度に米国本土便を想定しておくことで、来年度のUA 4区画利用条件を満たす可能性も高くなる
という風に設定してみました。さらに具体的なプランは、多分続く... (笑)

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