2021年5月19日

UA MP 1K 2021大作戦 (2)

いよいよ発動される「UA MP 1K 2021大作戦」(爆!)。 皆さん色々工夫して、ステータス維持や更新活動に悩んでいるんだろうと思います。UAが、それまでの獲得マイル数ベースでの会員ステータス決定から、購入チケット代金ベースに変わったとき、単純に「UAでチケット購入する方が有利なんだろうなあ」と思い、自社への貢献具合(=Royalty)の高い会員を優遇する措置というのは、ある意味納得出来るもの。厳しい経済状況や社会システムの変革もあって、UA以外でも何処でもやり始めているものですし。ただ、いろいろやり方もあるシステムと言う事を、今回発見してしまうのも面白いところじゃないかと。(注: その時々のチケット代金や為替レートに大きく左右されるので、あくまで現時点でのシミュレーションの結果です)

今年は、年末に取りあえずホノルルへ行くことを一つ目標設定したんですが、現時点で年末のクリスマス前だと、ビジネスクラスの往復で、UAでもANAでも24万円前後の料金が今は表示されます。フライトによって、片道で1,090PQP(往復2,180PQP)か、最大で1,367PQP(往復2,734PQP)獲得可能に。

同日のスケジュールでANA側で検索すると、同じ料金のフライトが「Zクラス」として表示されます。UAでもそのままZクラスになり、その場合は150%換算ですから「3,831×1.5÷5=1,149PQP」となり、UAで購入した場合よりもちょっとお得になります。同じ日程で「Dクラス」の運賃(307,450円)を選択すると、換算率は250%になり「3,831×2.5÷5=1,915」となりますが、パートナーキャリアーの最大値は1区画あたり「1,500PQP」なので、415PQPは「捨てる」ことになります。それでも、UAで同じフライトを購入した場合は同料金で片道1,367PQPですから、ANAで予約した方が133PQP多く獲得出来る計算になります。さらにANA便で予約すれば、ANAのアップグレードポイント利用や、SKYコインを適用して安く購入することも可能ですから、利用者としてはさらに有利になります。ただ、何百PQPも捨てることになるのは、やっぱり一寸悔しい。

国内線で比べてみると、先に試算したように、羽田-那覇線をUAでファーストクラス(プレミアムクラス)を予約すると、往復料金が「127,430円」で、片道のPQPは532PQP(往復1,064PQP)になります。一方、ANAサイトで予約すると、正規料金となる「プレミアム運賃」の金額はUA利用と同じですが、獲得PQPは「984×3.5÷5=688PQP」となり、往復で1,376PQPが獲得出来、UA利用の場合よりも1.3倍お得となります。過去の利用履歴から、ANAのクラスからUAのクラスへの変換テーブルを作ってみたんですが、

  • ANA: プレミアム運賃 → UA: Fクラス(350%)
  • ANA: 国際航空券(UAから予約) → UA: Fクラス(350%)
  • ANA: スーパーバリュープレミアム28 → UA: Dクラス(250%)
  • ANA: Value 1/28 → UA: Eクラス (125%)
となっていて、中々微妙な設定具合。検証してみたいのは、「プレミアムビジネスきっぷ」が、A/J/Cクラス(300%)になるのか、それともFクラス(350%)と評価されるのかということと、2年前はお値段お得な「スーパーバリュープレミアム28(SVP28)」がDクラスでしたが、それは今もそのままなのかというところ。6月一杯迄は、ANAの2倍プロモーションでもうSVP28は取れそうもないので、先ずは今月か来月にプレミアムビジネスきっぷで飛んでみて、どうなるのか確認して見ようかと思案中。予約の取りやすさを考えると、多分正規料金のプレミアム運賃か、プレミアムビジネスきっぷ利用が一番効率的だと思うのですが。(続く...)

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