2021年5月23日

毎日血液検査

多分医療関係者の方だと思うのですが、新型コロナウイルスワクチンを接種した後、毎日自分で自分の血液検査をして、ワクチン効果を検証された方の記録。 

1回目の接種から、その効果が現れ始めるのは10日目以降なので、この期間で羽目を外したりすると、折角接種しても感染することが発生しそうですね。さらに、一度増加した抗体も、17/18日目当たりをピークに減少していくんですね。で、21日目に2回目の接種をすると、その三日後位から今度は急激に抗体が増加していく様子が見られます。

英国での知見で、3週間後よりも12週間後に2回目のワクチン接種をしたほうが、抗体濃度が3.5倍になるというレポートがありましたが、2回目のブースト効果はやはり1回目の接種移行に下がる抗体濃度と、その後の効果とのトレードオフのバランスを、3週間後と12週間後の間で探すのがよさそうる。ただ、2回目接種を3週間後に実施することは、タイミング的には1回目の効果を維持しつつ、2回目の効果を最大化する良いタイミングに見えます。

縦軸は、「lgG」の濃度だと思いますが、一マスがどれくらいの単位で、それがどれくらいの効果を表すのか不明ですが、接種前から1回目の接種後2週間くらいの期間が要注意期間、気を緩めちゃ行けない機関であることを、もっと告知した方が良いですよね。今接種対象になっている高齢者層はまだしも、対象年齢層が下がってくると、どうしても接種を受けると安心してしまって、気持ちも大雑把になりがちだろうし。逆に、1回目接種後2週間経過してからならそれなりに抗体も生まれてくるから、移動や商売の解放も、このあたりを規準に再開して、2回目接種以後は以前と同様の対応で良いんじゃ無いだろうか。ただ、本当に接種済みという「接種証明書」みたいなものは有った方が良いですよね。バグで不評を買った、COCOAとかに接種記録を登録出来るようにしたら良いのに。いずれにしても、この記録は凄く有益な情報だと思う。多分、個人や年齢によってばらつきはあるだろうけれど、多分規準的にはそんなに変わらないでしょうね。

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