2021年4月12日

裏の構図 (4)

例の来宮駅関連トラブルの話、朝日新聞系メディアがJR東日本に取材した記事を掲載しているけれど、初めから「JR悪し」の論調で、双方に等しく取材した客観的な報道とは言えない内容。この問題は、事前に準備しておけば、何の問題も無い話であるのに、それを怠ったこと。それを自分では無くJR東日本側の問題として指摘していること。その理由が、障害者差別と別の論理にすり替えていること。実は、来宮駅での乗降は必須項目では無く、他の代替手段がしかも彼らの旅行により適したと思われる手段があり提案されているのに、それを断り頑なに駅利用に拘ったこと。そのトラブル最中に、何故かメディアの知り合いには連絡して、一方的に状況を伝えていること。彼女自身が、電動車いす利用必須の障害者ではあるけれど、一方で社民党の全国理事というある意味公的な立場にも居る存在で、そう言う人物が撮るべき行為として適切なのか疑問という事等等、いろいろと突っ込みたいところは満載。

この問題は来宮駅のバリアフリー化と言う視点よりも、近くの熱海駅も含めた「熱海圏」としてのバリアフリー化、あるいは障害者支援の問題として考えるべきじゃ無いかと思うんですよね。同じ無人駅で、しかも利用者数が来宮駅よりも少ない網代駅が先にバリアフリー化されたのも、網代駅が前後の駅から離れていて孤立していることも理由じゃ無いかと思うんです。そうしないと、直ぐに何かあったときに対応出来ない。一方で来宮駅は、直ぐ近くに沿線最大の熱海駅があり、しかも来宮駅へのアクセスは伊東線以外にも、バスやタクシーなど、熱海駅を拠点とした交通網が整備されている。以前も書きましたが、調べてみると1時間に1~2本の伊東線利用に対して、2~3本位走っているバス利用の方が効率も利便性も高い。そのバスならば、来宮駅前も止まるし、目的地の一つである来宮神社前にも停車しているから、バス代という追加の出費は必要だろうけど、その分体力も使わず時間も有効利用出来ると思われます。

大体、昨日今日電動車いす利用者になってしまい、その利用法補などに不慣れな人ならまだしも、もうずっと車いすでの移動を経験していて、良い事も悪い事も理解しているはずのご本人が、この時は事前によく調べもせずにぶっつけ本番みたいな事で現地に行こうとしている。別に障害者だからどう、健常者だからどうという事無く、自分でも初めての場所に行く場合には出来るだけ事前に情報収集するし、何かあったときのバックアップは準備するもの。障害者だからと言う意味では無く、何かあったときにその影響がより大きいのであれば、もっとその点に慎重になると思うのですが。例えば、少し体調が悪いときに移動するのであれば、事前に公衆トイレの場所を確認しておいたり、病院とかの場所とか、あるいは時間に余裕を持たせた移動や、万一何かあって遅れたときの計画変更の可能性(キャンセル料の有無とか)、私は調べる物だと思う。良い悪いは別にして、現時点で自由度が少ない立場であれば、自分自身を守るためにそう言う準備にはより慎重になると思うし、何かあってから「世間では」と文句を言ってもそれで怪我をしたり命を失うよりはよほどましだと思うんですが、この人はそう言う考えでは無いらしい。

朝日新聞だけで無く、立憲民主党も遅まきながらこの件に減収し始めているらしいのですが、どうも偏った情報だけで批判している気がする。また、所属している社民党では、今回の件に批判的な意見をツイートした、沼津支部とか江戸川区支部のアカウントを凍結したり、発言を撤回させたりしているみたいですが、それこそ「粛正」という言葉が最初に浮かんでしまう。来宮駅も含めて、無時間駅のバリアフリー化の話は、既に地元の自民党議員を中心に進んでいるらしく、今回の件はその手柄を横取りするためにあえて騒ぎを起こしたと言う話も流れています。その真偽を確認する材料は無いけれど、仮に彼女が今後選挙に出てこの件を取り上げたり、あるいは実際に来宮駅がバリアフリー化されたときに、この件を揚げて自らの功績を言うのであれば、その時には反論するべきだろうなぁ。いずれにしても、朝日新聞が言う事は、その反対が正しいと言うのが定説になりつつあるので、今回の件もその法則が当てはまるのだろうか。(続く...)

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