弊社の社内システムはAD (Active Directory)で全社管理されているんですが、それに関してのトラブルの顛末を備忘録として。会社から支給されているオフィスマシンは、全て個別にADに登録されていて、そこに各利用者(正社員、契約社員、派遣社員、委託社員等)が紐付けされています。ハードだけで無く、そこに入っているOS(Windows10 Pro)やMicrosoftのOffice365も、ADから認証されて使用出来るようになっています。で、トラブルはリモートワーク中に発生。弊社は90日毎にADのパスワード(PW)を変更するルールがあるので、私も自宅からリモートワーク中だったけれど、PWの有効期限が迫ってきたので変更することに。その作業時代は特に問題無く終了し、その後もアプリは問題なくしよう出来ていたんですが、一旦システムの電源をOFFにしてから再起動したところで問題発生。
デスクトップが表示されたところで、VPNを起動して社内システムにアクセスしたところで、会社用メールのOutlookを起動します。ところが、何かプロファイルの再構成みたいなものが始まると、何か変なエラー画面が表示されます。まずは「Error 80090016」で調べてみると、結構いろいろなケースで遭遇して居るみたいですが、ちょっと面倒くさそう。Outlookは駄目だけれど、その他のMS製品はどうだろうかと、Office365製品を順に起動してみたら、起動はするんですがVolume License製品なので、製品認証がやはりエラーになって居るみたい。一度ログオフしてから、再度ログインしろという指示に従ってログオフ/ログインしたら、パスワードかユーザーIDが変と蹴られてしまいます。VPNの影響かなぁと思いつつ、でもそんなことも無いだろうと、翌日丁度久しぶりに出社する予定だったので、会社に行ってから対策することに。取りあえず仕事で必要なOutlookは、Webサイトからメールアクセスは出来るので、何とか仕事は進められるんですが、やはり使い勝手が悪い。で、翌日出社したところで、いの一番で社内のITサポートにエラーの詳細を添付して質問します。それから1時間半位過ぎたお昼前に返信があり、
- AD環境に事前に接続しておく
- 事前に、Outlookやその他Microsoft製品を終了しておく
- スタートメニューから、「設定」→「アカウント」→「職場または学校にアクセスする」とアクセス
- 「接続」の下に「職場または学校アカウント」として、自分のADアカウントが設定されているので、これをクリックすと「切断」ボタンが表示されるので、これをクリック
- 暫くすると、職場のアカウント(AD)が削除されるので、設定を抜ける
- AD環境に接続して居ることを確認して、Outlookを起動
- エラー時と同じように、プロファイルの構成が始まり、今度はエラーは表示されずに無事にOutlookの画面が表示されます
- その他MS製品も順番に起動してみて、問題なくアカウントが認証されていることを確認
- 念のため、一度全てのアプリを終了してから、システムを再起動して、再度それぞれのアプリの動作を確認
- 結果、以前のように問題なく社内アプリ(Microsoft製品)が使用できるようになりました
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