2020年8月20日

JALホノルルマラソン

海外渡航に関しては、未だ厳しい状況が続きますが、毎年12月の風物詩の一つ「JALホノルルマラソン」は、例年通り12月に開催する前提で、ホノルルマラソン2020のエントリーが始まっているという記事

注意事項にも記載されていますが、今後の状況によっては内容変更する可能性があることや、中止の場合にもエントリー料金やマイルの返還は無い事など、かなり事前条件は厳しいみたいですが、多分JALは勿論、現地のホノルル市としても観光業を守るためにシーズンオフの一大イベントはなんとか維持したいのでしょうね。特にハワイ州の場合は、国外からだけで無く、他州からの国内移動であっても2週間の隔離が義務づけられていて、現状9月1日まで延期されているけれど、今のアメリカの状況を見るとその時点で制限が緩められるとは思えない。最悪、12月1日までに解除されれば、例年通り大会直前にホノルルに移動して、マラソンに参加して帰国という事も可能になりますが、それでも遅くとも10月末までには目処が付かないと、やはり参加するには厳しいだろうなぁ。

大会自体は、正直「JALのイベント」なんですが、例年1万人を超える日本人が短期に移動するわけで、JAL便だけで無くANAやUAやDLやHI等、ホノルル路線やハワイ路線を持っている航空会社は勿論、AAのように直行便は無くても、米国に移動してから国内線で移動する人も多いでしょう。さらには、日本以外の2万人位の参加者は、米国国内線で移動してくるだろうから、米系キャリアに取っても大きなイベントのはず。実際、今年は2万人に参加者数は制限されるみたいですが、現時点では日本からは200人台の申込数に対して、ハワイでの受付は9000人を超えているので、米系航空会社にとってはかなり影響は大きそう。まぁ、JALは勿論、ANAも鳴り物入りで導入したA380を飛ばしたいでしょうしねぇ。ホノルルマラソンで解禁されれば、その後はよほどのことが無い限りハワイ路線も含めて運航に望みが生まれるだろうし。

正直なところ、国際線での年内個人旅行は諦めているんですが、流石にそろそろ来年に期待出来る「何か」が欲しいですよね。新型コロナウイルスのワクチン開発でもいいし、仮に感染しても対応策が取れるから、「注意しての旅行なら解禁」とか、何か希望が持てるニュースなりが無いと、どうもこのまま来年もFFPやFSPはフェードアウトしたままになりそう。航空会社にしても、追加融資とか受けて、年内は何とか持ちそうだけれど、それが年明け後も続くとなったら耐えきれない大手航空会社も多いはず。JALとANAだって、どうなるか分からないし。それでも、シンガポールが制限付きながらも渡航再開されそうだし、何とか12月のホノルルを切掛に少しでも正常化に向けて動き出して欲しいですよねぇ。

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