2020年8月14日

初めはシンガポール?

シンガポールを訪問中の茂木外務大臣が、シンガポールとの往来再開に関して合意したという記事。「合意」と言っても、ビジネス関係者等の短期滞在や企業の駐在員などの長期滞在者が対象で、まだまだ一般旅行客の往来は制限が残ったままだけれど、次に向けて小さいけれど大きな一歩じゃ無いかと機体が膨らみます。自分が知る限りでは、ここまで具体的に合意したと言うニュースは、これが初めてじゃ無いだろうか。

オーストラリアとかニュージランドも少し前には候補に挙がっていたけれど、最近感染拡大が再発したので、こちらはまだ先になりそうですよね。肝心のアメリカは、まだまだ終息する気配が無く、しかもこの秋には大統領選挙があるから、どんなに早くても某かの進展があるのはその後だろうし。自分の知り合い等は、1年後の予定をそろそろ入れ始めているんですが、国内が混雑するであろう来年の東京2020の時期には日本脱出をしたいと思いつつも、まだどうなっているか不明ですし。

ロシアの世界初の新型コロナウイルスワクチン接種開始の話は、まだ時期尚早としても、9月位から各国のワクチンも臨床実験の結果が出始めて、少し光明が見え始めるんじゃ無いかと期待しているので、年が明けたら少し移動する事も出来るようになればと淡い期待を抱いているのですが。今のように、感染者を隔離して治療するだけでは、どうしても後手にまわるしかなくて、時間も手間もかかるんですが、ワクチンという「武器」が手に入れば、広がる前にクラスターを潰していくことが出来ますから、感染拡大のスピードはかなり抑えられるはずで、それは感染終息も早めるはず。

ただ、仮に日本が早く終息したとしても、渡航先が少なくとも同様程度の状況にならないと、日本から幾分には良くても、戻ってくるときが大変なまま。日本だけ突出しても駄目出し、かといって周りの国々が復活するまで待つのも大変。中国、韓国あたりは自力でなんとか出来るだろうけど、それ以外のアジア各国は経済的な事も有り、なかなか大変だろうし、欧州や米国は先ずは今の爆発的感染をどう収めるかというさらに一つ前の段階だし。今にして思うと「日本の猛暑になれば」という春頃の甘い期待は完全に間違っていた事を痛感しますが、となると今年の冬や来年はどうなるのか、いつまでたっても解けない難問を解かされている気分。日本の数値を見ていると、素人ながら個人的には第2波も収まりつつある状態で、今はこの状況をより確実にかつ早く終息させることだと思うのですが、今回の合意がその為の最初の切っ掛けになれば嬉しいです。

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