2020年5月19日

ANAと防護服

以前記事にもなった、ANAが待機しているCA/GS/パイロット等の人手を活用して、不足している防護服製造の支援をするという話。実際にその支援活動をしている様子が記事になって掲載されていました。予想されたように、縫製作業自体では無く、生地の裁断や検品作業など、全体の3割位をANAグループが担当するという話。

記事によれば、元々防護服製造会社で人手が足りなかった検品作業が中心の様子で、縫製作業は多分比較的簡単な「ひも」の縫製とか、やはり限定されているみたい。お互いに分業することで、Win-Winの関係が出来ていて、多分色々と関係者が努力して、摺り合わせと化した結果なんだろうけど、良い方向に協業が出来ている印象を受けます。

この話が出た当初は、より専門的な技術が必要な防護服の縫製作業を舐めているのかみたいな話しも結構出てきたけれど、まぁそう言う初歩的な疑問や課題は流石に解決して話は進めている。このあたりは、思いつきでぱっと出た話とは違って、やはりそれぞれが「プロ」として日頃から仕事をしている証拠では無いだろうか。こう言う支援活動が広がることは良いことだと思う半面、個人的にはやはりANAさんには本来の仕事である「空を飛ぶ」事に早く戻して上げたいなという気持ちの方が強いですよね。今の所、6月はほぼ駄目そう、7月は後半になったらもしかしたらという感じだけれど、日本の状況が好転して元の状態に戻るとともに、行き先の海外の状況が好転しないことには出かけるわけにも行かない。なかなかジレンマが解決しませんね。

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