2019年12月9日

NRT-LAX (7) - 無事到着

出発が遅延して始まった今回のフライトですが、遅れて搭乗開始となった物の、17:15にはドアクローズして、その5分後には52番ゲートからプッシュバックされて離れます。外は雨模様の中、A滑走路を南側RW34Lに向けてタクシング開始です。途中機長からアナウンスがあり、相当強い追い風のため途中から李揺れるが、到着は早くなると言う内容。暫く誘導路で離陸待ちをした後、17:50頃に離陸開始となり、一路西海岸を目指します。

実際機長アナウンスの通り、離陸して直ぐに揺れ始め、水平飛行に入ってもまだ揺れています。「ドリンクサービスやミールサービスは遅れるかな」と思う位でしたが、離陸して40分位するとドリンクオーダーを取りにCAさんが来て、ミールサービスが始まります。ここでは、白ワインをお願いしたんですが、グラスを置いて注ぐときも結構揺れていて、「溢れないようにご注意下さい」とCAさんに言われましたが、うーんそんな状態でサービスる事も無いような... その後、メインの食事が始まる頃には結構落ち着いて、そんなに揺れを感じることも無くなり一安心。ラウンジでも、そんなに摘まんだわけでは無いのですが、余り食欲も無くて、前菜もメインもパンも、それぞれ半分位食べるのが精々な感じ。その後、チーズもデザートも食べない自分は、回りがそれらを食べ終わって落ち着いたところでベッドメイキングをして暫く横になりました。

気がつくと、もうLAX到着1時間半を切っており、起きたところをめざとく見つけたCAさんから食事の希望を聞かれます。ただ、ちょっと調子が悪くて、折角貰った洋食の朝食に殆ど手を付けずに戻すハメに。やはり年齢のせいなのか、どうも向かいほど体調調節が上手く出来ない気がします。暫くするとLAX空港への着陸態勢に入ります。一度空港を通り過ぎて右旋回し、東からのアプローチをすると、RW24Rに着陸。そこから少し戻って国際線のTom Bradley Terminalの156番スポットに入ったのが、大体定刻位でした。このスポット、左右に広がったコンコースのほぼ端の位置で、中央にある入国審査場まで結構長距離を歩きます。やっと審査場に辿り着くと、結構な待ち行列。ESTAの端末は空いていたので、直ぐにここは通過出来ましたが、ESTA用の列がなかなか進まない。逆に通常の入国審査の列はどんどん流れていきます。結局、本来サービスが早いはずのESTAの列に並んだ物の、50分近く過ぎてもまだ順番が回ってこない。逆に、有人の入国審査ブースが空いてしまったので、ESTAの列からそちらに誘導される始末。私も丁度その列に並んでいたので、新しく並び直したら、5分もしないで入国審査を終えて外に出ることが出来ました。実は、二週間前にWashington D.C.に行っているので、短期間での再入国を何か言われるか、一寸ドキドキしていましたが、特にその件に関してはお咎めも何、ホッとしたことは内緒です。しかし、去年もLAXを出るのに1時間位掛かっており、エントリーポイントとしては鬼門ですね。

その後、Baggage Claimのフロアーに降りたんですが、多分荷物は現地のGSがピックアップしてまとめられているかと思ったら、何故か自分のキャリーバッグはANAのスタップが荷物をまとめているところに無い。レーンをみると、丁度自分のバッグが流れてきて、ANAの現地スタッフらしき男性が取り上げようとしていたので、それを待とうと思ったら、向きを変えてまたレーンに戻してしまいます。慌てて、自分でバッグを取りに行きましたが、レーンには他に殆どバッグは無く、何となく自分のバッグだけ延々とレーン上を回転していたような雰囲気。一応AMCのDiamond Memberなので、First Classのタグはついているし、スタアラのPriority Tagもついていて、同じような他の人のバッグ類はまとめて置いてあるのに、なんで自分のバッグだけ放置プレーなんだ、と。ちょっと不信感が芽生えてしまいました。到着から1時間は経過しているので、これから荷物が流れてくるとは思えないし、逆に次の便のためにレーンを空けなきゃいけないだろうし。

まぁ、不満はあるもののさっさと外に出ようと通関のブースでパスポートと書類を出します。今回ANAの機内で申告書類が配布されたので、姪っ子のお土産用のインスタントスープとか「食品」として用紙に記載。で、係員が"Food?"と怪訝そうに言うので、直ぐに申告書類の裏面を示して、"Dried Vegetable Soup, Miso Soup, Dried Corn Soup and so on."と言うと、直ぐに"OK, OK."と通して貰えました。この時、パスポートと一緒に、機内で記入した税関申告書も戻されたんだけれど、あれ、意味あるんだろうか。まぁ、たまたま内容を記載して見せたから、楽であったことは確かですが。


この後ターミナルの外に出て、ホテルへ行くシャトルバスを待つことしばし。シャトルバスの停車場に着く少し前に、"Marriott"と後ろに印刷されたバスが出ていくのが見えたので、そこから15分位待って次のシャトルを捕まえると、そこからホテルまで10分位。まだお昼前でしたが、空いている部屋を探してくれて、お昼前には部屋に入り、やっと一息つくことが出来ました。

その後、現地の姪っ子と合流し、まずはキャリーバッグの8割方を占めていた、お土産やら両親からの頼まれ物やらを手渡し、さらに出発前にプレゼントしたパソコンの調子が悪いというので、状況を確認したりと、午後はちょっと時差ぼけと戦いながらも忙しく過ごしました。その後はビール好きの姪っ子のために、地元の良さげなお店を見つけて、少し早めに夕食に出かけ、存分にビールを飲んでもらい少し伯父さんの株を上げたところで、1日目が終了しました。(続く...)

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