2018年5月3日

NRT-LAX/-SFO/-LAX/-NRT (5) - 往路あれこれ

少し慌てて乗り込んだ機内ですが、ビジネスクラスは数席空席があるようす。私の横の席も空席でした。で、慌てて乗り込んだんですが、どうも接続便からの搭乗客なのか、最後の一組がなかなか登場せず、結局定刻を10分以上過ぎてやっとドアクローズになりました。その後プッシュバックが始まり、機体はA滑走路のRW34Lに向かいますが、ここでも離陸の順番待ちがありしばし待機。待ちくたびれてウトウトし初めて、気が付いたら離陸開始の最中でした。

暫くして水平飛行に入り、席が窓際なので横の窓と丁度座席のクレードルの陰になる窓のシェードを閉めたんですが、暫くするとそのシェードが開いている。又占めたんだけど、暫くすると開いている。どうも後ろの座席の乗客(インド系の男性の様子)が開けているみたい。この時、太陽の光が斜め後ろから入る状態で、後ろからの日光が丁度正面のモニターに光ったり、目の前の壁の所でチラチラして気になる時間帯。そこで、食事の注文を取りに来た男性CAさんに、斯く斯く然々で横の窓のシェードを占めて貰えないかお願いしたんですが、度もう男性曰く「外の景色を楽しみたい」という理由で、妥協案として半分閉めることで了解して貰えないかと逆にお願いされる始末。まぁ、日本人なので余り事を荒立てたくないから仕方なくそれで了解しましたが、自分の席の真横では無く、斜め前のそれもその男性の座っている一からは私の座席のクレードルが邪魔で外なんか殆ど見えないはずなのに。

こんな時はついていないもので、洋食の魚料理をお願いしましたが、前菜は余り好きでは無いサーモンがかなり大きな塊で出されてげんなり。次のコーンスープは、どれだけ砂糖を投入したのかという位甘くて駄目。メインの魚料理は、機内調理のため身が堅いのは仕方ないとしても、欠けられているソースが塩っぱくて食べられません。結局、バゲットのお代わりをしてお腹を満たすことに。幸いにも(?)、アルコールの周りが良くて、食事の後は直ぐにシートを水平にして熟睡。途中一度トイレに起きましたが、到着直前まで寝たままでした。ですから、途中の軽食も到着前の食事も取らずにLAXに到着しました。

LAXには少し早めにRW24Rに着陸。そのまま折り返してくれば、国際線ターミナル(TBIT)に直ぐに入るかと思ったら、搭乗機の前にアシアナのA380と、香港航空のA350が移動していて、これが理由なのか、一度TBITを通り過ぎて国内線ターミナルの方まで進んでから、UターンをしてまたTBIFの方に戻ってきました。結局20分位タキシングして居たように思います。で、定刻よりも遅れて到着したんですが、先にアシアナ、香港の2機が到着していたので嫌な予感がしていましたが、入国審査場は大混雑。ESTAのKIOSKに行き着くまでに、40分以上も行列に並んで待ち、KIOSKでの確認が終わった後、今度は簡易版のCBP(Custom & Border Protection)のブースを通過するのにまた20分位並んで待つ状態。結局入国審査を抜けるまで1時間以上も掛かる状態でした。

この後TBIFから次のUAの国内線の出るT7まで移動。最初、SFOと同じようにモノレールか何かあると思っていたんですが、LAXはそんなの無いんですね。ターミナル移動のシャトルバスは走っていたようですが、面倒なのと時間もたっぷり有るので、結局TBIT→T4→T5→T6→T7と徒歩で移動しました。幸いにも、T7の保安検査場はそんなに混雑しておらず、15分位で通過出来ました。この後、TSAを出た直ぐ先にあるUnited Clubに入りましたが、Bostonの様に綺麗に改装されていて、しかもお昼時でしたが以前よりもメニューが増えて、やっとまともなラウンジになった気がしました(笑)。

次のSFO行きは、出発予定時刻13:20に対して、搭乗開始予定時刻が12:40とかなり早い。これまでの経験上、出発時刻自体が知らない間に繰り上がっていることもあるので、12:30頃にはラウンジを出て、T7一番奥の76Aゲートに向かいました。すでに、Priority 1と2の列が出来ていて、事前改札が始まっている状態。自分はPriority 1なのでそちらに並びましたが、10人以上は前に並んでいます。で、暫くしてPriority 1の登場が始まったんですが、私の数人前に並んでいたアジア系の男性が、チケットを確認していた女性スタッフから「あなたはまだよ」と弾かれます。男性は「ファーストクラスだぞ」と反論するけれど「でもPriority 5だから」といわれて撃沈。この優先順位はどう言うルールで決まっているのか不思議です。実際この男性氏、かなり最後になって搭乗して、私の斜め後ろの席に座りました。

SFO行きのUA1278は、定刻前にドアクローズとなり、ほぼ定刻時にプッシュバック開始。今度はT7側のRW7Rから離陸をして、SFOを目指します。ブロッキングタイムは1時間半位ですが、実際の飛行時間は1時間一寸でしょうか。途中気流の影響で少し揺れましたが、概ね安定したフライト。SFOには、定刻よりも15分位速く、RW28Lに着陸してゲートインしました。

ここからホテルのシャトルバスで移動したのですが、20分位待ちで到着したバスが、宿泊予定のEmbassy Suiteホテル行きではあった物の、予約したEmbassyとは別のホテル行きで、結局ホテルで30分後の空港行きのシャトルを待ち一時間後くらいに空港に逆戻り。ただ運の良いことに、空港に到着したら5分も立たずに予約した方のEmbassy行きのシャトルバスが到着し、今度はちゃんと予約したホテルに着くことが出来ました。長い一日がやっと終わった... (続く...) (番外編1)

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