2019年11月29日

HND-ORD-DCA/IAD-NRT (番外編2) - SuperShuttleのスケジューリング

今回、帰国日のホテルから空港(IAD)への移動に、SuperShuttleを利用しました。ホテルから途中まで地下鉄で移動して、最後はバス利用という方法もありましたが、乗り継ぎが面倒なので、ワンストップで行けるシャトルサービスを利用することに。後で後悔することになるんですが、Lfty (Uberは電話番号の都合で利用出来ず)利用をこの時に思いついていれば、あんなことにならなかったと随分後悔しました(笑)。

SuperShuttleは、以前も空港からホテル、ホテルから空港と、何度も利用したこともあり、今回もホテルから空港への移動に予約したときも、不安は無し。ただ、最初に提示されたPick-up Timeが、出発時刻の4時間近く前だったので、「それはいくら何でもないだろう」とフライトの出発時刻をわざと40分程繰り下げて、7:55(から8:10の間)の予約を入れました。空港までは、大体1時間位のドライブという想定なので、9:00頃、まぁ遅くても9:30には空港に到着出来るだろうという想定です。

さて、当日ホテルをチェックアウトし、7:50頃にはホテルの入口前の外に出てシャトルの到着を待ちます。まぁ、予定どおりに来たことは、これまでの経験上1~2回位しかないので8:00を過ぎてもそんなに気にならなかったのですが、流石に8:10位になると少しソワソワし出します。この時、USのSIMを入れたiPhone8に着信が。バージニア州の知らない街からの着信で、一瞬電話番号使い回しの間違い電話かと思ったんですが、ちょっと虫の知らせがあり電話に出ることに。これが正解で、SuperShuttleのドライバーからの電話で、あと10分位で到着するというので、既にホテル前に出て待っているからと伝えて切りました。それから暫くしていきなり"Excuse me, Sir.  SuperShuttle?"と、アラブ系の男性が声をかけてきます。一瞬固まりましたが、「あっ、ドライバーか」と思い"Yes, I have my reservation to IAD."と答えて、少し先に止まっていた車に案内されます。よく見る8人乗りくらいのバンタイプではなく、最近よくタクシーで見かける、背の高いデザインの車でした。ボディ横には"EXPRESS"とロゴなのか書き込まれていて、「委託なのかな」、と。

で、私が最初のピックアップで、空いている後の席に座ると、次の乗客を拾いに動き出します。5分位走って、同じMarriott系のMarriott Marquis Washington DC Hotelに到着します。で、ドライバーに「三人乗ってくるから、前(助手席)に移ってくれ」というので前に移動しましたが、なかなかその三人組は登場しません。で、暫くするとドライバーがその乗客に電話するんですが、スピーカーホンで通話していたので私にも丸聞こえで、その内容にビックリ。
運:「〇〇さん、9:55に予約していますよね(!)」
客:「そうだけれど」
運:「早く出発出来ませんか」
客:「早くって、どれくらい?」
運:「できるだけ早く」
客:「うーん、一寸待ってて(と、他の人と相談して居るみたい)」「どうしても?」
運:「別のお客さんがもう乗車していて、一緒に空港へ行かないといけないので」(をぃをぃ、人のせいにするなよ)
客:「それなら9:30位なら」
この辺で不味いと思ったのか、ドライバーはスピーカーホンから切り替えて、外に出て話をしだします。実は、「9:30」と聞いた時に、斜め前のナビの画面に表示されていた時刻が「9:20」とか表示されていて、後でよくよく考えたら1時間進んでいたんですが、その時には一瞬誤解して「まぁ、あと10分位か」と納得してしまったんですよね。で、ドライバーが外から戻ってきて暫く待ちます。

で、待てど暮らせど乗客は来ない。ナビの時計も10:00近くになるところで、「えっ、まてよ」と流石に気がつき、自分のiPhone8(現地時刻になっている)を出して時計を確認すると、10:00ではなく9:00に成るところで一瞬ホッとするんですが、ちょっとこの辺でこちらもイライラしてきます。で、9:00を過ぎる頃から、流石に不味いとこちらも思いだし、Lftyのアプリを起動して、今の場所から空港までの予約を検索すると、料金的にはこのシャトルサービスとほぼ変わらない値段で、40分位のドライブという表示に。最悪、このシャトルの料金は捨てて、Lftyで移動しようとそろそろ考え出します。で、流石に9:10頃になるとこちらも堪忍袋の緒が切れだして、「いつでるんだ」「もう1時間以上も待っている」「フライトに間に合わない」とクレームすると、何故か向こうも切れて「今はドライバーが少ない」「こちらも言われた乗客をピックしている」「仕方ないだろう」「30分でつくから大丈夫」みたいなやり取り。流石に居たたまれなくなったのか、ドライバーは外に出て、ホテルの入口で乗客を待ちます。何か電話しているみたいな様子で、乗客を督促しているような雰囲気も。

それからさらに10分位経過して、よしもうLftyで行こうと思ったところ、そのホテルからスーツケースを転がしてドライバーが戻ってきます。結局9:30近くになって、やっと空港へ向けて出発しました。普通、40~50分、下手したら1時間だなあと思いつつ、幸いにも朝のラッシュとは反対方向だったので、高速道路も空いていて、ドライバーもバンバン飛ばしていきます。途中、パトカーに捕まっている車何台かを横目で見ながら、その時にはスピードは落とすものの、通過したらまた加速。そんなこんなで、確かに30分位で空港に到着しました。この点だけは、コミット通りだった(笑)。で、ターミナルに入ると空いていたANAのカウンターで荷物を預けたのは、10:00頃位。元々のフライト予定だと、11:05発で、10:35搭乗開始でしたが、20分遅れているので、搭乗開始は11:00(11:25発)。と言う事で、朝食抜きできたけれどトルコ航空のラウンジ少しお腹に入れる余裕はありそうです。幸いにも、保安検査場もガラガラで、直ぐに通過出来、何とかラウンジに入って、やっと一息付けました。

この後、無事に日本に戻ってきてN'EXに乗る頃に、このSuperShuttleから「ご利用ありがとうございます。アンケートにご協力ください。」とメールが来たので、「混載シャトルだから時間に幅があるのは理解するが、何故7:55発の乗客と9:55(推測)乗客を混載するのか。何度も利用したことがあるが、ピックアップでホテルを回るにしても、大体20分位がこれまでの経験だし、それ位が常識だろう。もし2時間の違いもそちらの想定範囲内なら、もう二度とこのサービスは利用しない。割高でも、Uber/Lftyを利用する。」と散々なコメントを返しました(笑)。

勿論、SuperShuttleのサービス全部がこうだと言うつもりは無いし、混載だから当然ピックアップタイムに幅はあるだろうし、今回はドライバーも委託先みたいな不運もあったと思うんですが、それでもそう言う条件でもあるレベルのサービスを提供するべきだとは思うんですよね。少なくとも配車する側は、それだけ時間の差があることは分かるはずなので、予め連絡すれば、こちらも変更するなり何なり出来るわけで、そういう基本的な部分が今回信用できなくなったと思います。そう言う教訓の一つかな。

4 件のコメント:

  1. 私もこの夏LAで、似たような目にあいました。安くなるから往復で買っちゃってたんですが、往路もLAXで結構待たされたし、復路は似た感じ。しかも現地SIMはデータのみなので通話もSMSできず。これは私も悪いんですが。

    ホテルスタッフにもSSに電話してもらったのですが、うまく行かず。結局Lyftで行きました。プロモしてて安くなったし。

    SSは意外と親切で、メールでクレームしたら復路分は返金してくれました。よく似たクレーム、多いんでしょうね(笑)。

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    1. luluさん、コメントありがとうございます。そうですか、似たような経験をされたんですね。空港からホテルの場合、同方向の乗客が集まらないといけないから、これはまぁ仕方ないと思うんですが、ホテルから空港の場合は、事前に場所も時間帯も分かるわけだから勘弁して欲しいですよね。SuperShuttleからは、その後特に返信らしい物も無いので、もしかしたら書かれているように彼らにとっては「良くあること」なのかもしれませんね。今週末行く予定のLAのホテルは、空港近くでホテルシャトルがあるので、少なくともこのような経験をする可能性は無いのですが(笑)。

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  2. OMG!!
    https://loyaltylobby.com/2019/12/13/farewell-supershuttle-is-abandoning-los-angeles-after-36-years-of-service-last-rides-on-december-31-2019/

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    1. luluさん、本当に"OMG!"ですね。まぁ、LAXは車社会だし、他の空港よりは自家用車・レンタカー利用率は高いのかもしれませんが。それ以上に、Uber/Lftyの影響が大きいのは、記事にも書かれているとおりだと思いますが。で、SuperShuttleのドライバーが、そのままUber/Lftyに流れてくるのだろうか...

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