2019年4月20日

若者集団

久しぶりの「金曜日新幹線シリーズ」。最近は、これとかこれとか、迷惑行為の愚痴のはけ口になっていたのだけれど、今日はちょっと明るい話題。その場面は、仕事も終わり新横浜駅から浜松に戻るとき。

金曜日の夜は、何時も駅のホームは混雑しているんですが、今回はこれまで以上の雰囲気。よくよく見ると、キャリーバッグやスーツケースを持った若い集団が多いんですよね。で、気が付きました、四月も第三週の週末で、多分新入社員さん達が、入社時研修とか一通り終わって、配属先に移動するとか、自宅に戻るとか、そんなタイミングじゃ無いだろうか。もう30年以上昔となる自分の新入社員時代を思い返しても、確か4月1日にニューオータニで入社式をやって、終了すると直ぐに新幹線で大阪に移動して、二週間の入社時研修を受けたなぁ... そう言えば、新幹線に乗る前、横浜線とか横浜駅構内にも、似たようなスーツ姿でキャリーバッグを引っ張る集団を何組も見ました。横浜でそんな感じだから、都内のターミナル駅はもっと「新入社員集団」が見られるんでしょうね。

ちょっと最近っぽいと思ったのが、みんなハードタイプのキャリーバッグをひっぱている事。中には、スーツケースの人も見たけれど、大体がキャリーバッグ。私の新入社員時代には、まだキャリーバッグなんて無かったから、だいたがスーツケースか、大きなバッグを2つ3つ抱えて移動したよなぁ。かくいう私は、大学時代に使っていたフットボールの防具入れ(ダッフルバッグ)に着替えとか満載して入社式に行き、そのまま大阪に移動しました。あの頃は若かったし体力もあったから、荷物満載したダッフルバッグも苦にならなかったけれど、今ではもっと小さなバッグで移動するのにも息が上がるというだらしなさ。昔のようにというのは無理としても、やはりもう一寸体力も付けないと。ただ、昔の何倍も努力して、やっと何分の一くらいに戻るのが今の年齢の悲しさなんですよねぇ...

そんな集団が多いから、新幹線車内も結構混雑していて、自由席車利用は通路にまで溢れてまだ混雑している状態。指定席車両もほぼ満席なんですが、私の前の席の窓側の席は新横浜から浜松まで空席のままで、結構指定席を探せばあるんじゃ無いかという感じでした。このあたり、ほぼリアルタイムに予約できる、エクスプレス予約みたいなサービスを事前に知っていて利用出来るかどうかで、結構変わりそうですね。30年前は、そんなサービスまだ無くて、駅の券売機で毎回チケットを購入していたけれど、考えてみれば鉄道利用はここ10~20年位で画期的に使い勝手が良くなりましたよね。Suicaが登場して、事実上駅の券売機が不要になったことは、ぎりぎりのタイミングで券売機の前の長い列に捕まって乗り過ごすことが無くなったわけで、それだけでも新社会人としてのストレスはかなり減りそう。毎年思うことですが、これから20年、30年と続く、彼ら新入社員達が、色々苦労や失敗も有るだろうけど、最後は「あぁ、自分頑張ったじゃん」と言って定年を迎えられることを祈りたいですね。

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