2019年3月24日

迷惑な隣人

久々の、金曜日以外も含む「金曜日の新幹線シリーズ」(笑)。まずは先週金曜日の朝の新幹線での出来事。何時ものように、横浜のオフィスへ出社するために、何時ものように浜松からひかり号に乗車。今回は残念ながら私が指定した窓際席の横通路側の席には先客がいました。年齢的には同じくらいの男性サラリーマン風。で、気になるのが「新聞を広げて読んでいる」事。「済みません」と言って足を引いてもらい、内側窓際の席に私が座るやいなや、新聞紙を見開きで左右に開いて読み始める。こちらは、テーブルを出して、駅構内のスタバで購入してきたコーヒーとサンドイッチを取りだし、さらには仕事用のパソコンなんかも並べるのですが、私の右側、新聞が気になって仕方ない。横目で見ると、取りあえず男性の左手はこちらの境界線を犯していないようなんですが、広げた新聞紙の上の方はこちら側まで垂れるような感じで進入してくる。なんで新幹線の中で新聞を読んでいるおっさんは、偉そうにこう見開きで左右に大きく開いて読むんだろうか。時々、通路側に半身出しながら読んでいるような奴もいて、社内販売のカートがぶつかれと心で密かに願っていることは秘密です(笑)。

気になるのは、新聞の左端がチラチラ視界に入るだけで無く、左右に広げた左手が、丁度テーブルに置いたコーヒーカップに当たりそうな場所をウロウロすること。わざとコーヒーカップを取り上げるときに、新聞に少し当たるようにして飲むことを繰り返していたら、少し反対側にシフトしたみたいだけれど、自宅の居間で新聞読んでるんじゃ無いんだから、半分に折るなりして周りに配慮して読めよといつも思いますねぇ。結局この男性氏は、次の静岡で下車してくれたからストレスがそんなに溜まる前に解消されて良かったけれど、今時車内で新聞広げてる姿ってなんか時代錯誤な気がするなぁ。今の時代はタブレットでもスマホでも良いから、オンラインで記事を読めよ、と。そうすれば、横からの邪魔も無くなるだろうし。あれ、新聞紙が邪魔するだけで無く、妙に「カシャカシャ」と新聞紙を畳んだり伸ばしたりする人もいて、あれも音が五月蠅いというか気になるというか。まぁ、今回は一駅20分程の我慢で済んだから良かったけれど、あれが1時間も横でやられると、ちょっと正直イラッとしますね。

で、もう一つの「イラッと」は土曜日の夕方品川から浜松に戻る新幹線車内にて。この時は、3列席の窓際を指定していしていて、品川から乗り込むと通路側にやはり同年代くらいの男性が座っています。一言断って前を開けてもらい内側の席に座り、新幹線は発車します。ふと何気に横を見ると、USBのデータ通信デバイスを挿入したシルバー色のパソコンを使い出している。私も自分のパソコンを取りだしてメールとか確認をし始めたところなので、別にそれはいいのですが、この男性、キーボードを叩く音が五月蠅い(笑)。キーボード自体も安普請的なカシャカシャ五月蠅いのですが(どこのメーカーだろう-笑)、さらに押すときの圧力が強いのか、「ガッ、ガッ」みたいな音に、Enterキーを叩くときには「ビシッ、カシャ」みたいな音が響く響く。鉛筆なんかで字を書く場合でも、筆圧が強う人の場合「ゴリゴリ」みたいな音がする場合が有るけれど、パソコンの場合は「押圧」とでも言うべき何だろうか。結構いますよね、キーボードを親の敵みたいな感じで打つ人。まさに、その典型みたいな人でした。このひかり号、品川、新横浜と停車して、次は熱海に停車し、その後静岡、浜松と停車するんですが、男性は静岡で下車。やっと最後の20分間だけですが、静かな車内が戻ってきた... と思ったら、後ろの方の席で子供が何かゲームでもしているのか、今度はその音が気になりだして... (笑)。

子供の声はまぁ仕方ないとしても、あのキーボードをビシャビシャ叩く音は、仕事柄もありどうも精神的に落ち着かない。なんか、半年くらいで接点が劣化して、それで反応が鈍くなって、益々勢いよくキーを叩くようになって、益々五月蠅くなって、と言う負のループが生まれそう。時々思うんですが、将棋で「ピシ!」と駒をおくシーンがあるけれど、あれを意識しているんだろうか。あんなに大きな音がするようにキーボードを叩いていては、決して効率的に文字入力派出来ないと思うのだけれど。私は、長年の経験と練習の成果のお陰で、かな入力も英語入力もタッチタイプで出来ますが、多分殆ど音がしない(キーボードの質によってはどうしても音がするものもありますからね)。ミーティング等で初期では無いけれど、議事録とか取るときもタッチタイプでガンガン入力しているんですが、「あれ、打ち込んでたの」と回りから言われるくらい気が付かれないこともあります。キーをなぜるように打つというか、押さえていくというか、そんな感じだからそんなに音はしない。あんな音がするという事は、よほど強い力で垂直に押さないと出ないと思うので、凄く疲れるし大変だと思う。でも、ご本人はそう言うものが「達成感」として満足してるんだろうなあ。何となく、キーの打鍵音に、その人の性格とか人生までもが投影されている気がした新幹線車内でした。

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