2019年2月25日

羽田発着枠 (2)

先日米国側の羽田発着枠の要求内容が記事にされましたが、こちらの記事では、各航空会社のスケジュールも定時されています。UAは、EWR、ORD、IADの3空港が本命みたいですが、気のなるのがその便名。

まずEWR線のUA130/131は、以前KIX-GUM便に使用されていた番号で、今現在はGuam便減便のため使用されていないフライトナンバー。と言う事は、現行のNRT-EWR(UA078/079)は多分そのままで、羽田便が新規追加になるんでしょうね。次のORD線のUA882/881は、今まさにNRT-ORDで使用されているフライトナンバー。となると、成田線は運休して羽田に集約するんだろうか。ただ、NRT-ORD線はANAも一便しか無いから、それに集約するのは一寸厳しい気もします。機材をB777-200からB787-9当たりにして、新しいフライトをアサインするんだろうか。シカゴ便は結構ドル箱だと思うんですよね。次のIAD線のUA804/803も同様で、現在のNRT-IADのフライトナンバー。ただ、こちらはもANAがIADへ1便成田から飛ばしているけれど、出発時刻が午前中なので、乗り継ぎ客需用を満たせない。だから、こちらの方が成田線存続の可能性は高い気がしています。

で、ここまでの東側3便がUAとしては本命で、多分承認されるんでしょうね。4番目の優先順位はLAX線のUA038/039は新規のフライトナンバーで、今のNRT-LAX便とも被らないので、ここは純増を狙っているのだろうか。個人的には、LAX行きは結構あるから、そんなに増やさなくてもと思うし(笑)。ただ、現行のHND-LAXのスタアラ便は、ANAの深夜発・早朝着便だけだから、午後の離発着便をUAが肩代わりするというのはありかも。もう一つのIAH線のUA006/007は、これも今のNRT-IAHのフライトナンバーなので、羽田に決まれば成田は運休前提なのかもしれないけれど、これも午後のIAH行きが無くなるから、それはそれで困るだろうし。さらに、意外と言っては失礼かもしれないけれど、GUM線は予想外でした。確かに羽田発なら今以上の需用があるだろうし、その為か羽田発11:00と言うスケジュールは、国内からの集客も出来る時間帯。UA827/828は、今のNRT-GUMの早朝便のフライトナンバーだけれど、それをこちらに振り返るとなると、朝一の帰国便はかなり競争が激しくなりそう。だからなのか、B777-200のHigh Density機をアサインしているし(笑)。

AA/DL/HAも、それぞれツッコミどころがあるけれど、切りが無くなるから割愛するとして、このページの最後で、DLがAA/UAはJAL/ANAとのアライアンスを理由にDLを優遇することを主張すれば、UAはUAで、DLは軸足を韓国(ICN)に移しているのだから、優遇される理由は無いと言っている事。なるほどね、ものは言い様だと感心してしまいました(笑)。さて、ここからどうなるのか、早く結果が聞きたい(笑)。

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