2018年11月19日

Softbank上場 (2)

先日も書いた、異様と感じられるSoftbank上場に関わる証券会社のTV-CM。この週末に見て驚いたのが、こんな内容。何処かの研究所で、未来予知できる花(?)が開発されて、そこで未来予知として「Softbankが上場する」と喋る、という内容。先ず浮かんだのが「それって、インサイダー取引には抵触しないのか?」という事。勿論、既に上場予定は発表されているから、このCMを流すこと自体は抵触しないんだろうけど、そう言う予知能力を持つ存在を利用して、予めSoftbankの株を買いましょう見たいな事を勧誘しているように見受け取れる気がする。

「未来予知が出来る」と言っている時点で駄目な気がするんですよね、証券会社のCMとして。値が上がる、儲かる、見たいな事は言えないはずじゃ無かったかなぁ。ましてや、その時点では明らかになっていない情報を入手して、その利益を確保する行為って、情報入手の手段こそ違うけれど、証券会社がSoftbank株をネタに、インサイダー取引を勧誘している(?)、奨励している(?)ようにも感じられるCM。いゃ、Softbankが上場するから株買いましょう、みたいな内容なら問題無いと思うんですよね。個人的にはうざったいと思うけれど(だって、テレビ見ている人間全員が株を買いたいと思っているわけじゃ無いし)、証券会社のビジネスとしては売買するのは自分達の仕事だから、それはいい。でも、その為のシナリオとしては、それって不味いんじゃ無いのかと感じるんですよね。あの設定に関して、どこからもレビューコメントみたいなものは無い買ったんだろうか。

Softbankの上場に関しては、その規模もそうだし、詳しい人にとってもやはりあの怒濤のCM提供も異例だったようで、普通は幹事会社や引受会社が大体引き受けて終わるのが、余りの規模の大きさに、それだけでは裁ききれなくてああいうCMを売っているのではという話しをTLで見て、あぁなるほどと納得したり。自分だけかもしれないけれど、SoftbankがADSL回線利用でモデムを配っていたときのような、腕尽く感を感じる状況ですよね。

で、あのCMに騙されて刺激されて、Softbank株なんて買っちゃう人がいるんだろうか。それはそれで、... (以下自粛)。

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