2018年7月20日

HND-ORD-MCO/-ORD/-NRT (8) - Polaris Lounge

さて、今回のUS旅行も早くも帰国日。前日の疲れでぐっすり眠れるかと思ったら、帰って寝付きが悪くて夜中の02:00位から目が覚めてしまいました。この日は出発が11:20予定なので、09:00位に空港へ行って新しくなったPolaris Loungeをゆっくり見てみようというのが第一の予定。06:00頃までベッドでグタグタしていましたが、シャワーを浴びて軽くSheraton Loungeで飲み物と軽食を頂き、08:00過ぎにチェックアウトをして、08:30初のシャトルで空港へ向かいました。相変わらずUAのカウンターは混雑していたけれど、右端にあるANAのカウンターはガラガラ。メールでボーディングパスは送られていましたが、紙の方が使い勝手が良いので、印刷だけお願いしてセキュリティに向かいます。

ANAもTSA Pre✔の対象になったので、この帰国便のボーディングパスにもちゃんと印刷されています。そこそこの人数が、こちらのレーンにも並んで居ましたが、基本カバンをそのままX線検査機に入れてX線検査のゲートを通過するだけなので、サービス率は高くどんどん人が流れているので、5分もしないうちに通過出来ました。一般の方はもう殆ど列が動かない状態ですから、やはりこれはありがたい。

その後コンコースBからコンコースCへ向かい、地下道から挙がった正面C18番ゲート左手に、新装されたPolaris Loungeの入口があります。受付でボーディングパスをスキャンして左手に向かうと、いゃぁ以前とは全く違った世界が広がっています(笑)。

先ず驚いたのが、座席やテーブルのスペースが広く空いていること。実は、一人掛けの椅子を90度ずつづらして一つにまとめたりして、効率的に配置していることもあるんでしょうけど、かなりゆったりした印象です。入って直ぐの右手奥にメインのミールコーナーがあり、左手少し先にはバーコーナー。さらにその奥左手には、ダイニングのスペースもありました。更にビックリしたのは、受付の左側に通路みたいな場所があり、ここがトイレとシャワールームのスペース。トイレは全て男女兼用で個室タイプになっています。だから、私も含めて最初は男性用・女性用どっちなんだと戸惑うことも。中には、普通の大用スペース二つ分位のスペースで、便座と広いシンクが備え付けられていて、着替え用の台もありました。かなり広いので、車いすやベビーカーでも入って利用出来ますね。あと、床も濡れていないし(笑)。

食事は、ダイニングスペースは利用しませんでしたが、こちらはテーブル席が10席位かな。朝の9:00過ぎでしたが、ほぼ埋まっている状態。で、サービスパーソンも常時2~3人位周りに居て、いろいろサービスを提供していました。

ビュッフェコーナーの食事も充実していて、多分以前のGlobal First Loungeよりも種類や内容は同等以上なのではと感じます。まぁ、以前だと手酌でワインやハードリカーも飲めましたが、今後はバーコーナー利用と手間が増えるのが唯一のマイナスポイントでしょうか。多分、朝なのであの程度だと思いますが、お昼とか夜はもっと充実するんじゃ無いかと予想されるスペースもあり、ちょっと期待してしまいます。あと、座席にはほぼ全てにACの口とUSBの口が一つずつ配置されていて、普通に使う分には問題無いのでは。以前のUnited Clubとは勿論、Global First Loungeと比較しても十分満足出来ると思います。少なくともスペースに関しては、羽田や成田のANA Suite Loungeよりもゆったりしていて、個人的にはこちらの方が好きですね。唯一優っているのは、ミールとドリンク類ですが、全体的な満足度で言えば、ANA Suite Loungeと良い勝負じゃ無いかと感じる位の内容でした。

気になったのは、O'Hareなんていうハブ空港で、この程度のキャパシティーで大丈夫かという事です。Global First/Business (Polaris First/Business)以外の乗客は、United Clubへ回されるので、ざっくりと国際線がピークで1時間当たり6便位あり、一機当たりFirst/Businessで60人とすると、400人位が集中したときの利用者数なので、そうなるとかなり厳しいかなと言う印象でした。UA利用だけじゃ無いですからね、利用対象者は。数日前には、隣りのUnited Clubを利用して、こちらも以前と比べて綺麗にリニューアルされていたけれど、内容の差は歴然。スペースの問題があるので、個人的には、そのうち隣りのUnited Clubも、こちらのPolaris Loungeに吸収されてしまうんじゃ無いだろうかと勝手な想像をしました。となると、コンコースCにはUnited Clubが無くなる? なかなか厳しい時代になるかも。

ここなら、もっとゆっくりしたいと後ろ髪を引かれつつも、搭乗ゲートが少し先のC10番なので搭乗開始時刻10:50よりも少し早めにラウンジを後にしました。で、ゲート前には予定よりも早く10:45搭乗開始の掲示が。乗ってしまえば寝ていても日本に着く訳で、しばし列に並んで搭乗開始を待ちました。(続く...)

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