2015年4月6日

Leg#12: HND-CTS-OKA-NGO

今週の「AMC Diamondへの道」は、沖縄-新千歳の日本最長路線を挟む日本一周のフライト。これまでは名古屋あるいは羽田を出発して、沖縄に移動し、そこから新千歳に飛び羽田に戻る「時計回りパターン」でしたが、今回は羽田から新千歳に飛び、そこから沖縄に飛んで名古屋に帰る初の「反時計回りパターン」。3月までは、沖縄-新千歳にプレミアムクラスの設定が有っても逆方向は無いので時計回りパターンフライトだったわけですが、先週から新千歳-沖縄でもプレミアムクラスの設定がされた(移行した?)ので、これからは反時計回りパターンのフライトになります。

1) HND 08:00 - CTS 09:35 (NH053)

先週までよく使う沖縄行きが7:50発ですが、それよりは10分遅い新千歳行きを今回は利用。でも、ホテルからの移動は早朝なので変わらず。6:00前にチェックアウトをして、6:00丁度に横浜駅を出る羽田行きの京急エアポート特急で移動します。

3Fの出発フロアに到着すると、これまでは60番台ゲートを利用する沖縄行きでしたが、この日は53番ゲートなので保安検査場もC/D側でなくA/B側を利用して中に入り、北側のANA Loungeで一服します。

当初は53番ゲートでしたが、ラウンジに入ると57番ゲートに変わったとのアップデートが届きます。北ピアの根本位置で変わらないけれど、ちょっとラウンジから近くなったかも。それでも、ちょっと距離があるので少し早めにラウンジを出てゲートに向かいました。流石に世界一の路線だけあって、Diamondの優先搭乗にはスーツ姿の男性が10人位乗り込んでいき一寸ビックリ。さらに、Platinum以下の優先登場時には、一般搭乗の時みたいに20~30人位が一気に乗り込みます。

北に向かうからなのか、離陸はC滑走路を北向きに走るRW34Rを利用して離陸。そのまま海岸線沿いに北海道を目指します。このフライトで機内アナウンスをしていたチーフパーサーさん、日本語のアナウンスの後英語でもう一度アナウンスするんですが、珍しくちゃんと聞き取れる綺麗な英語でビックリ。これまでANAのフライトで何十回と英語アナウンスを聞いているけれど、自分が聞いた中ではBest 3に入るアナウンスでした。

この日のフライトは安定してい、かつ新千歳にも10分位早く接近していきます。これまでは新千歳に降りるときには一度空港を通り過ぎてから旋回して北側からアプローチするパターンでしたが、この日は南側から北上してくると、そのまま真っ直ぐRW01Rに降りたので一寸ビックリしました。だから、かなり早く到着した印象です。ただ、早朝の到着便でさらに早着したので、まだ開いているお店も少なく、早々に保安検査場を抜けて、ラウンジでメールチェックなどをしていました。

2) CTS 10:50 - OKA 14:35 (NH1693)

新千歳のラウンジでコーヒーを飲みながらメールを処理していると、私の横に30代位の女性がドスンと座ります。ドリンクバーに行って、ビールを満たしたグラスを持ってくると、何やらごそごそ取りだしているので何となく横目で見ていたら、どうも外の売店で買ってきたらしいお握りを食べながらビールをグビグビ。さらに、今度はパン(?)みたいなものを食べながらビールをグビグビ。その後はコーヒーを持ってきて、何かお菓子を食べながらコーヒーをゴクゴク。たまに、サラリーマン風のおじさん達が同じ事をやっているけれど、まだそこそこ若そうな女性がやるもんじゃないよなぁ...

次の沖縄行きは、ターミナルの端っこの方3番ゲートなので、少し早めにラウンジを出てゲート前に移動。春休み最後の週末だからでしょうか、子供連れグループが一杯。事前搭乗だけで結構時間が掛かります。Diamondメンバーが二人搭乗して、Platinum以下の優先搭乗開始。その後の一般搭乗は、そんなに時間は掛からず、ほぼ定刻通りにドアクローズとなり出発です。このフライトのCAさんの英語アナウンスもANAには珍しくちゃんと聞こえるもので、ちょっとビックリ。でも、少し「じぇぇんとるめん」の巻き舌っぽい発音が気になったけれど(笑)。

食事の後はいつものように熟睡モード。気がつけば、もう九州上空を通過して東シナ海に抜けようとしている時でした。この辺りで目を覚まして、何となく正面のモニターに表示されるエアショーを見ていると、いつもは沖縄本島の東側(右側)を抜けてUターンして那覇空港にアプローチするんですが、この日は西側(左側)を南進していきます。ただ沖縄本島の北側の端でちょっと右旋回して左にはみ出る様に大回りしているんですよね。多分米軍基地の空域を避けているんだろうか。ちょっと回り道はしましたが、そのまま島の海岸線に沿うように南下して、ここでも真っ直ぐに那覇空港に向かうと、そのままタッチダウン。何か非常に得した気分(笑)。ただ、こちらも20分近く早く着陸したので、まだゲートが空いておらず、一寸誘導路で待たされましたが。

この日の沖縄は気温29度。出発した新千歳は4度とか言っていたから、その気温差は25度。空港ターミナル内を歩いている人はみんな半袖とかTシャツとか短パン。そこに北海道から来た、長袖に上着やアウター着用の集団が降りてくるのは、ちょっと場違いな雰囲気かも。そんな暑い中、一度外に出て軽く食事をしてから、再び制限区域に戻ります。

3) OKA 16:00 - NGO 18:00 (NH306)

最初は沖縄から羽田に戻る予定でいましたが、羽田到着が19:00と遅いので途中で名古屋(セントレア)行きに変更。その分出発も30分程早くなります。ラウンジでメールチェックとiPhoneの充電をして、ゲートが変わった34番搭乗口に移動します。

34番は北側ANA側の突端にありますが、ゲート前に待合用の椅子がありません。ですから、ゲート前に行ったときには誰も居なくて違和感を感じましたが、事前搭乗が始まると、左右の33番と35番のゲート前の椅子からわらわら人が移動してきてゲート前は長蛇の列。幼児連れの事前搭乗を勘違いして、若い人達のグループが一緒に入ろうとして何度も打ち落とされていました。(笑)

この日の使用機材はB767-300。プレミアムクラスは2-1-2の10席ですが、このうち小学校低学年くらいの子供が4人も。一人はANAのキッズらくのりサービスを利用しているらしい、本当に一人旅の女の子で、CAさんがずっと何か話をしていました。後は、親子二人が二組に、親子三人が一組。いかにも、春休み最後の週末という雰囲気です。このフライトのCAさんの英語アナウンスも、先の2フライトのCAさんには劣るけれど、いつものANAのアナウンスと比べたら格段に良くて、この日は3フライトともちゃんと英語の意味が伝わったんじゃ無いだろうか。でも、以前から気になっているんですが「××行き」と言う時に「for ××」と言うんですよね。これ、新幹線みたいに途中停車しながら新大阪まで行くとか博多まで行くときに「for Osaki」「for Hakata」なら分かるけれど、飛行機のようにPoint-to-Pointの時には「to ××」というのが正しいと思うのだけれど。記憶している限りでは、UAのアメリカ人CAさんは「to Narita」とか「to San Francisco」と言っていたと思うんですけどね。日本語で言うところの「××方面行き」と「××行き」は、英語ではfor/toと使い分けると思うんだけど。

このフライト、誰の趣味なのか分からないけれど、セキュリティビデオの後直ぐに機内モニターがガンカメラの映像に変わります。そこに映ったのが機体をプッシュバックしているトーイングカーの運転席。ドライバーさんの様子がばっちり分かる貴重な映像は、多分初めて見るもの。34番ゲートから国際戦ターミナル側に機体を押される背景には、同時刻に出発する福岡行きのANA機がやはりプッシュバックされている様子が映り、さらにその後には空いたゲートに入ろうとしている着陸したANA機が見えていて、飛行機好きにはなかなかたまらない構図でした。

ANA機だけでも混雑しているところにJALが入ってきたりJetStar機が入ったりして、滑走路が混雑していたので離陸するのは少し遅れましたが、離陸後右旋回をして北に機首を向けると真っ直ぐと北上。途中のフライトコースは分からないけれど、ほぼ真っ直ぐにセントレアを目指すんだろうな。そんなことを思いつつ、新千歳からのフライトに比べたら半分一寸のセントレア行きはなんと短いフライトか(笑)。ここでちょっと期待したのが、新千歳、那覇同様に、セントレアに着陸するときにも、沖縄から北上して来てそのままセントレアの滑走路に南から北に向かって真っ直ぐ着陸すること。しかし残念なことに今回は、紀伊半島の上空を北上すると名古屋港上空辺りでゆっくりと右旋回をして、北側から南(RW18)に向かって着陸。最後は一寸残念でしたが、旋回した気配を感じなかったので、モニターのガンカメラの映像を見るまで、ずっと南側からRW36でアプローチしていると勘違いしていました。

この後ミュースカイで名古屋まで出て、新幹線の中で食べる夕食のお弁当を駅ビルの髙島屋地下で調達し、浜松に戻ってきました。このフライトでPremium Pointは8万点越え。来週末も修行が続きますが、後3回で目標のAMC Diamond達成。やっと第四コーナーを曲がって最後すのストレートに入った感じでしょうか。(続く...)

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