2014年10月31日

ThinkPad Tablet 8 (7) - 習うより慣れよ

Tablet生活七日目。色々不満を感じながらも、何となく常に手元に置いて必要な時には画面を見るようなクセが付きつつあるTablet生活。一週間使っていると、ちょっとした変化がありました。それは「画面タッチでWindows操作をすることに慣れてきた」こと。手元のThinkPad Tablet 8にはWindows8.1が入っていて、起動時に表示されるモダンアプリは殆ど使わず(システムの設定変更するときくらいか)、直ぐにデスクトップに移動してしまいます。サスペンドからレジュームする時には、そのままデスクトップが現れますから、最近は寝る前に充電するとき以外は殆どデスクトップ環境で利用しています。ここで問題なのが、8インチと言う画面サイズに、1920×1200と言う高解像度が仕込まれているので、表示される文字も小さいし、なんと言ってもリンクやアイコンなどをタップ使用にも、指先で選択するのが細かくて大変。以前や、最初の頃は「操作用のタッチペンが欲しいな」と思い、実際正しく目的の部分にタッチ出来なくてイライラすることも多かったのですが、使っているうちに体がというか指が覚えるのか、最近ではお気に入りのリンク集でも、Windowsアプリのメニューでも、人差し指の端と言うか「エッジ」を使うような感じでほぼ間違いなく選択できるようになってきました。これは自分でも正直意外です。

言葉で説明するのは難しいのですが、人差し指の腹の部分と指の横の部分の間辺りで、活少し指先に近い部分。人差し指の爪の付け根辺りを、だから指を少し斜めにして当てるようにすると、丁度画面と自分の視差にもあっているのか、今のところ間違いなくタッチでクリック出来ています。考え見たら、人間だって馬鹿じゃ無いから、難度も使ううちに自然と一番自分にとってやりやすい場所とか方法とかタイミングとか見つけますよね。でも、ポインターで使うようにデザインされている画面(デスクトップ)を、太い指で操作するというのは、やっぱり無理がある気がします。理想を言えば、指をある程度画面に近づける、あるいは「軽く」触れると、マウスポインターが表示されて、そのまま指を動かすとポインターも移動して、目的の項目の所にポインターが来たら「ぐっ」と指を押すとクリックになる、みたいな仕組みがあると便利なんだけど。ただ、この場合は指の先とポインターがある程度離れていないと、ポインターも見えないから、その辺りのデザインや入れ込み方も考えないといけませんね。

解像度は仕事でメインに使っているThinkPad X1 Carbon(1600×900)を超える密度で、でも物理サイズはX1 Carbonの14インチに対して8インチと二回り以上小さいわけで、このギャップに慣れません。これまでデスクトップとノートブックを併用していたときも、解像度と画面サイズの組合せで、あまりに文字サイズや表示サイズにギャップがあると、並べて使うことが苦痛でしたが、Tabletはそれ以上。だから使いかたも並べて使うと言うよりは、Tabletは手元に置いて参照しながら、目の前にデスクトップやノートブック機の画面を見て仕事をする、という感じですね。そうなると、Tabletでは解像度がありながも表示する画面は一度の一つと言う、iPadやAndroidっぽいつかいかたになるわけで、それならWindowsのデスクトップ環境でなくても良いじゃん、と。この辺りのジレンマをどう解決していくのか、MSさん、大変だろうなぁ...

ところで、今日から暫くSFOへ出かけるのですが、仕事でも使っているThinkPad X1 Carbonは必須で持参するものの、今回試用中のTabletを持参するかどうか迷いました。あれば便利だと思う半面、移動しながら利用する機会は少ないだろうし、少しとは家に持つが増えるのは歓迎できません。Wi-Fiだけでなく、SIMカードも刺さればiPhone4sの代わりに使うことも考えたんですが、それも出来ない。Tabletだけで仕事も含めて出来るかどうか検証する、と言うのも今回のテーマの一つでもありますが、どうしてもTabletだけでは出来ない作業が発生することも予想されるため、選択肢としてはX1 Carbonと両方持参するか、X1 Carbonだけにするか。で、結局後者の選択肢をとることに。紛失したりするリスクは減らしたいし(借り物なので)、Nice-to-haveではあるけれど、無くても困らないと言うのも事実ですしね。と言うわけで、Tablet生活シリーズは、暫くお休み予定です。(でも、続く...)

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