まだまだ厳しい状態が続く、福島第一原発での対策チームの様子を伝える記事。先日も書いたけれど、危機的状況にあるだけに、正確な作業が必要なのは当然なんですが、その為には現地で作業している人員に精神論だけで作業を強要するのではなく、物理的にも肉体的にも厳しい状況に耐えられるだけの余裕は必要。少なくとも、食事や睡眠に関しては十分に取れるような体制にして欲しいですね。でないと、一番重要なときにヒューマンエラーが発生しそうな気がする。
本来なら、短期間の作業をした後で、どんどん次の人材リソースを現地に投入して交代させればいいのだろうけれど、技術的な事が絡むとなかなかそういった人海戦術は取りづらいもの。そうなると、現地での人材リソースがいかに毎日リフレッシュされて、十分な体制で作業出来るか、これは一番の問題である原子炉の状況の次くらいに重要な問題と言っても良いくらい。へんな日本的な精神論で対応するんじゃなくて、これから一月二月まだまだ作業は続くくらいの覚悟が出来るように、もう少し対策して欲しいですね。
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