2009年5月28日
スタートレック
アメリカでは熱狂的なファンが多数存在する「スタートレック」。その最新作が明日から日本でも公開されるんですが、正直あまり馴染みのない日本ではどうかなと思うんですよね。私は、DVDではよく見るもののあまり映画館には行かない人なんですが、やっぱりスタトレ世代としてはこの映画はちょっと見てみたいなと思っているんですが。
テレビシリーズでは第五作になる「エンタープライズ」が、視聴率低迷から途中で打ち切られてしまい、これで当分はスタトレも無いかなと思っていただけに、今回の映画は先に公開されたUSでは結構好評だと言うことなので、また新しいテレビシーズンもスタートするかも。個人的には、結構エンタープライズも好きだったけど、やっぱりちょっと無理がありますよね。元々のスタートがカーク船長の時代で、それ以前の世界を描くのは良いんだけど、やっぱりスタトレファンとしては転送装置とかレプリケーターとかホロデッキとか、そういうスタトレを支える小道具が全くない(全くないわけではないけれど)舞台設定での話は、やっぱり違和感は感じますよね。と言うか、そういうスタトレ風味が無いのに無理矢理スタトレ風の味付けを使用として、話(脚本)としてかなり無理があったように感じます。
スタトレの最大の素材である「ワープ」は許すとして、それ以外のテクノロジーはもっと割り切った方が良かったかも。例えば言語変換も、最初はホシが通訳する形だったけれど、もっと大きな装置で代用するようなシーンにしても良かったんじゃないかな。一話完結の話なら、そう言うコミュニケーションギャップも一つの山場になるかもしれないけれど、テレビシリーズのようにある程度続く場合には話のテンポがそがれるようで。
今回の映画の役者さんがそのままテレビシリーズに出るのは無理があると思うけれど、また新しいエピソードがスタートしてくれないだろうか。TOS直前くらいまでの設定で。結構面白いと思うんだけど。
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