2009年5月28日

残業再開

落ち込んでいた経済もやっと下げ止まり、そこ止まりして回復の兆しが見え始めたかなという最近。昨日は、発売後受注が好調なホンダの新プリウスの生産が間に合わず、2工場で来月から残業が再開されるという記事。まぁ、品物が売れるから生産が増えて、そのためには残業などして手当てしないといけないのは分かるけれど、本来しなくてもいい「残業」をすることを嬉しいニュースとして扱うのは本当にいいの? 派遣労働の問題もあったけれど、残業ベースの生産プランというのは、結局スケジューリングとして無理があるという事じゃないだろうか。勿論、消費財のように一定の生産が見込まれて生産計画がある程度立てられるような商品では無いから、例えば販売開始直後とか、何かキャンペーンとともに急激に販売台数が伸びて生産計画の変更が必要になり、残業とかで凌がないといけないということはあると思うけれど。 ただ、別の新聞記事なんかを見ると、これまで生産台数減で一直体制にしていたものを、以前のような二直体制にすると書いていた記事もあるんですよね。となると、シフト勤務という事だから単純な残業とはまた違う意味になりますよね。一般的に「残業」と言えば、本来決められた勤務時間に追加して余計に仕事をすることだし、シフト勤務となれば勤務時間は変わらないけれど、勤務時間帯が変わる話だし。 経済が良くなる→仕事が増える、という図式は有りだとは思うけれど、その「増え方」というか内容をちゃんと伝えて貰わないと結構誤解が生まれるんじゃないかと思った記事です。

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