2015年7月5日

HND-BKK-SIN/-NRT (2) - 出発

さて出発の朝。自宅から駅に出るのには、いつもは20分位歩いて私鉄を利用しますが、この日は少し小雨が降るか降らないかという微妙な朝の天気でしかも重い荷物もあるので徒歩5分程のバス停から6時台最初のバスを利用すること。ところが、このバス、一番遠いバス停が始発のためか5分以上遅れて到着。少し雨がぱらぱらし出したときで、乗車して暫くすると本降りになってきたのでギリギリセーフでした。ただ、こんな早朝なのに途中で乗る人が多くて、浜松駅に到着したのは新幹線の発車少し前。慌てて改札を通り抜けて、ホームへ向かいました。ホームに上がったときには、既に入線してくる新幹線のヘッドライトが見えるくらいで、結構危ない出発です。

品川まではうつらうつらしながらあっと言う間に到着。ここで京急に乗り換えて羽田空港へ向かいます。時間帯は朝のラッシュ時なので、新幹線ホームと京急ホームの間にあるJRの出勤ラッシュの人の流れを横切りながら何とか羽田行き急行に乗り継げました。羽田空港の国際戦ターミナルは、朝も早いうちから結構混雑しています。何時もは右側のANAのカウンター利用ですが、今回はタイ航空でBKK経由SIN行きとなるため、左手のタイ航空のカウンターでチェックインを済ませます。混雑しているので、そのまま優先レーンを利用して保安検査場を抜け、出国審査も数名待ちで通過。即、ANA Suite Loungeへ向かいました。

ラウンジでは、朝新幹線の中でバナナと缶コーヒーを飲んだだけだったので、少しお腹にたまるものを取って食べたんですが、この時白ワインをお願いして1杯飲んだのが後で効いてきました。搭乗ゲートも一番端の105番ということもあり、少し早めにラウンジを出てゲートに向かいます。

実はこの時、なでしこがイングランドと準決勝を戦っている真っ最中で、モニターは全て試合の様子を映していました。後半に入って、1-1のままだったのを確認してゲートに向かったんですが、ゲートで搭乗開始を待っていたら、後ろの方で「わぁー!」という完成が上がります。何だと思ったら、ロスタイムでイングランドのオウンゴールが入った瞬間らしい。直ぐにスマホで新聞社のサイトを確認すると、最初はまだ1-1のままでしたが、何度かリロードすると、2-1なでしこ勝利の文字が。うーん、その瞬間を映像で見たかった(笑)。

まずはHND-BKKで搭乗したのはTG683便。機材は今では懐かしい部類に入るB747-400の、さらに久しぶりの2F席。面倒なので事前に座席指定はしませんでしたが、1Fのビジネスクラスは、右側がギャレーになっているタイプで1Fも少し狭苦しい感じがするので、窓がある分こちらの方が良いかも。

定刻よりも少し遅れて出発。機材が古いので、パーソナルモニターがノイズまみれだったり、結構痛みが散見される座席だったりしますが、5時間ちょっとフライトには十分。食事もまぁまぁでしたが、ドリンクの配布中に烏龍茶の入っているグラスを私の座席の方に倒され、服とジーンズを少し塗らしてしまいました。CAさんはひたすら謝って拭いてくれたけれど、一寸なんだかなぁ...

その後、ほどよく注入されたアルコール(白ワイン)の効果もあり、2/3位は寝たままバンコクに到着します。助かったのは、到着が予定よりも40分近く早くなったこと。実はチェックインの時に、スワンナプーム空港での乗り換え時間が短い(1時間20分)のでご注意くださいと言われていましたが、これで2時間近くになります。実は、これでこの後大いに助かることになりました。(続く...)

0 件のコメント:

コメントを投稿