2008年12月21日

NRT-ORD-BOS-NRT (5)

LAX行きのUA890は、33番ゲートから出発。前日までは、シートマップを見ると結構空いている席があったのに、この日は全クラス満席とのアナウンス。久しぶりに、成田発の和食でも食べてみようかとリクエストしたんですが、途中でCAの男性スタッフが「申し訳ありません、和食が終わってしまいました」と言ってきたのでセカンドチョイスのチキンでした。チキンは、たぶん初めて食べたけどまぁまぁのお味。でも、肉が固かったなぁ... 飲み物をサーブしてくれている女性CAが妙に陽気な人で、ワインをワイングラスじゃなくてロックグラスに「あら、こんなに沢山入れちゃった」みたいなことを言いながら渡してくれたり、頼みもしないのにお変わりをどんどん持ってくるし(笑)。デザートは食べないので、代わりにジャックダニエルのロックを頼んだら、再びロックグラス目一杯入れてくるし。もう、とりあえず一杯目だけど普通の場合の3~4杯位ありそうな両のウィスキーを流し込んだら、そのまま撃沈して寝てしまいました。目を覚ませば、到着前の食事がそろそろ始まるかという頃。ある意味、楽な太平洋横断でした。
LAXは15年くらい前に日本に戻るときのトランジットで寄ったことがあるくらいで、入国したことは無い空港。飛行機を降りて、狭い会談を何度か降りて、なかなか分かりにくい場所に入国審査のブースがありました。到着は予定よりも少し早かったのに、入国審査のブースが8:30にならないと開かないからと、機内に10分位足止めを食らっての入国審査。今回、初めて5本指の指紋スキャンを体験しました。1) 右手の親指以外4本、2) 右手親指、3) 左手の親指以外4本、4) 左手親指、とスキャンするんですが、親指をまっすぐに当てるのが難しい。怒られるかなと思いつつも指を斜めにしたらちゃんとスキャンされて問題なし。次からは、この手で行きましょう。で、早々と入国したんですが、ORDに接続する国内線に向かうためのセキュリティレーンが凄いことに。駐車場からターミナルに来る吹きさらしの空中通路で順番待ちです。この日は暖かい日だったからよかったものの、それでも風が強くてちょっと大変でした。列も、なかなか進まないし。凄くスロー。2時間以上コネクションに取っていたので問題なしでしたけど、LAXのRCCでメールチェックをゆっくりするつもりが、結局10分位で直ぐに出てゲートに向かいました。
ゲート前は大混雑。とりあえず席に座ってほっとしたんですが、何かLAXの中の荷物搬送システムが故障して、人出(車で)搬送しているのでしばらく待てとの機長からのアナウンス。さらに、接続便からの乗客の荷物を運ぶので待たされて、結局30分遅れくらいでLAXを出発しました。このあたりで時差ぼけの影響で、ずっとウトウトしてたんですが、時折気流が悪くなって揺れて目が覚めるようなことを5~6回繰り返したところで何とかORDに到着です。天候が心配でしたが、とりあえず雪は治まっていたみたい。ヒルトンの下のCTAの駅から、ブルーラインに乗ってシカゴのループ目指して移動です。
まだ夕方の五時頃なんですが、外は真っ暗。30分位でClark/Lake駅に到着して、ここからピンクラインで一駅先のState/Lakeに移動したんですが、地下鉄から高架鉄道に乗り換えるということを理解していなくて、階段を上がるのが大変。到着したら、また階段を下りるわけで、これならClark/Lakeで降りて歩いた方が早かったなと後悔しました。 外はとっぷりと暮れて、結構寒い風が吹いています。頭の中に入れた地図に従って雪の積もり歩道を歩くこと15分位。やっと"Hyatt"の看板が見えてきたときには正直ほっとしましまた。で、ここで問題。このHyatt Regency Chicagoって、East TowerとWest Towerの二つビルがあるんですね。さて、どちらに入るべきか。1秒考えたところで、寒さに我慢できなくてとりあえず目の前のWest Towerの入り口に入ると、そこにチェックインカウンターがあり、さらに運のよいことにアサインされた部屋もこちらがわでやっと長い日本からの移動を終えることが出来ました。(続く...)

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