2008年12月23日

NRT-ORD-BOS-NRT (6) - Chicago Downtown

一夜明けたシカゴの朝。前日、夜遅くなるとバシャバシャ窓を叩く音が続いていて「あぁ、雨なんだな」と思ってたんですが雨じゃなくて雪なんですね。当たり前か、これだけ冷え込めば。空港からBlue Lineでループに着いて、そこからホテルまで徒歩15分位だったんですが、その間は「まぁ、これくらいの寒さならずっと外に出ていない限り大丈夫だろう」と高をくくっていたのが間違い。この日は氷点下10度位まで下がっていて、ホテルを出ると外は「氷の世界(by 井上陽水)」が広がり、川沿いだからでしょうか、冷たい風が顔に吹き付け直ぐに硬直状態です。
この日の最大の目的はシカゴ美術館に行くことだったんですが、少しホテルを出たのが早かったので遠回りをして時間調整することにしました。翌日の空港への道順確認もかねて、途中からループのあるダウンタウン側に入ってみました。金曜日の朝10時位なんですが、クリスマス休暇の直前なので(この日は12月19日)、ほとんど人影はありません。心配した積雪は、ちゃんとスタッフが雪かきをしてあり、逆に溶けてどろどろの状態の場所に足が填ってしまいこっちの方が大変。
ビルの入り口には、こんな感じでクリスマスオーナメントの飾り付けがあちこちで見られました。日本人にとって見れば、お正月に向けてのお飾りみたいなものですから、一年で一番街が華やぐ時期じゃないでしょうか。周りの雪景色も、そう思えば格好の演出ですし。しかし、寒い...
今回、氷点下の中に出ることを想定して、防寒具として準備したのがUNIQLOのヒートテック。上下を準備して着用したんですが、やっぱりかなり効果ありますね。「暖かい」という感じではなく「寒くない」という感じでしょうか。去年、この一つ前の製品を試したことがあったんですが、記事は厚かった物の結構保温効果があって気に入っていたので今回購入したんですが、軽いし薄くて邪魔にならないので、こういう時にはうってつけ。でも、唯一の失敗が何の傍観措置もない顔がもう寒さと風でボロボロになること。これは失敗でした。 で、少し遠回りをして歩いているうちに、雪雲で覆われていた空に切れ目が出来て、青空も少し覗き明るくなってきました。ちょうど歩き回って体も少し温かくなったからでしょうか、結構汗ばむくらいになってきました。
直線的に向かえば、たぶんホテルから10分もかからないのですが、ゆっくり遠回りをしてきたのでちょうど会館時刻の10:30少しすぎに到着。こんな天候なんですが、結構美術館に向かう人が多くて少しびっくりしました。(続く...)

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