乾燥・干ばつに強い小麦を、偶然から発見したというドラマのような展開。「実験に使ったあと廃棄する予定で放置していた複数の小麦の中に、一つだけ枯れずに元気な葉を茂らせている株を発見」↓ pic.twitter.com/p7kAf0mVXU
— 佐々木俊尚@新著「フラット登山 日本を歩く旅60」7月8日刊行! (@sasakitoshinao) June 1, 2026
佐々木俊尚氏の引用から、廃棄予定の複数の小麦の中に枯れずに残っている株があり、そこから乾燥・干魃に強い小麦品種が偶然発見されたという毎日新聞の記事。 「失敗は成功のもと」とはよく言われる諺だけれど、まさにそれを地で行く話。
「失敗は成功のもと(母)」という意味の解釈には色々あるとは思うんですが、一つは失敗してもそこで諦めずに再び挑戦するという事だと思います。「継続は力なり」という言葉もありますが、それと同じ意味じゃないだろうか。二つ目は、その失敗の原因・理由を精査して修正改良することで、次は成功へと繋がるという意味。これも一つ目と繋がりが有り、続ける意図があるから問題点を見つけようとするしそれを解決して次に繋げようとするとも言えるのでは。そう言うやる気と冷静な判断力が無いと中々難しいし厳しいとは思うけれど、でもこれが出来ないと少なくともエンジニアとか開発者としては大成できないと思う。三つ目は、これも二つ目と関係があるけれど、その失敗の中に何か特異性とか新規性、あるいは意図しない現象のようなものに気がつくかどうかと言う「気付き」の有無じゃないかと思います。結構失敗した直後は投げやりでそのまま片付けたり廃棄したりして終わりというパターンが多いけれど、その片付けている最中に何か違うものの存在に気がついたり、失敗したように見えるけれど実は別のものが生成されていたりという事に気がつくかどうかが成功への一番重要中着だと思う。確かノーベル賞受賞者の研究内容にしても、結構実験の失敗とか多くの人が見限ったようなものから生まれるものも少ないと思うし。
今回の小麦の発見も、多分元々そう言う性質のものがあった凍雨よりは、そう言う傾向にあった小麦の試料のうち、乾燥環境に置いて実験しているときにそう言う性質を変異で獲得したんだと思うんですが、自然物の場合そう言う突然変異とか環境順応みたいなものから新しい性質や機能が生まれるから、難しいけれど面白いですよね。自分が関わっていたようなソフトウェア開発の場合は、コーディングの仕方次第でBugが埋め込まれるかどうかで殆どが決まり、余り環境に左右されることはないのですが、それでも全く無い訳では無い。例えばあるソフトを作成して問題無く機能していたのが、より高速の処理系(CPU)が登場すると内部タイミングの連れが発生してエラーになるなんて言うのは初期のPCの時代には有った話。またソフトの場合は「互換性」が重要な鍵の一つ何だけれど、処理系が変わると例えば16/32/64ビットの扱い方が違うために意図しないエラーが発生するなんて言うのは常識でした。だいたいWindowsのランタイムが互換性に乏しくて、Windows Updateで更新された途端にエラーになることもあったし。
何かソフトウェアの互換性維持の愚痴になってしまったけれど(笑)、そういう失敗を経験することで、結構コーディング技術の上達にも繋がったし、私がC/C++等の「高等プログラミング言語」を使っていたときも、結構アセンブラ語を意識したコーディングをして、パフォーマンスとコードサイズ削減に貢献したりしました。その分後からメンテナンスをやらされた人には不評だっただろうけど(笑)。結局は、結果の四試合にどうしても依存して一喜一憂してしまうけれど、出来る人というか閃く人はどんなことも見逃さずに次へのヒントというか結果はどうあれ一つ進んだ結果という考え方をして、再び挑戦することを愚直に繰り返すような気がします。それって見方によっては人生そのものでも有るかもしれない。色々失敗や成功があっても、今日一日が満足出来る一日であれば、明日も欲張らずに少しだけ良い一日にしようという気持ちが、より良い日々の積み重ねを生んで、結果的には人生として満足出来るものになるんじゃないだろうか。まぁ、そう信じて今日も明日もその先も暮らしたいですね。
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