高市政権の施策の一つに「五類撤廃」があって、これまでは輸出が禁止されていた自衛隊装備の中での「武器」も、今後は条件付きだけれど他国への輸出が可能になるという話。中には「日本は死の商人になるのか」という反対意見も聞くけれど、それなら日本以上に武器輸出が盛んな、それこそ隣国の韓国とか中国とか、あるいはこういう人達が大好きなドイツとか、そういうところも非難しろよと、小一時間。
少し前に、オーストラリアの次期汎用フリゲート艦に日本の「もがみ能力向上型」が採用されて話題になりましたが、それ以外にも東南アジア諸国への輸出の話も盛り上がっているらしい。そう言えば、一度はアメリカ・イギリスと共同で原子力潜水艦開発をすると言っていたオーストラリア海軍は、その計画が遅延しそうなこともあり代替案暫定案として、日本の通常動力潜水艦を採用する話も復活してきている様子。アメリカが自国用の製造もままならない中、中国は国力をつぎ込んで戦力増強している時に、もうその周辺国はなりふり構わないくらいの行動取らないと、将来の生存係数がどんどん下がっていきそう。
そんな状況の中で、海上自衛隊の体感した護衛艦(中古護衛艦)をフィリピンへ輸出すると言う話も出てきていて話題に。日本の場合、国内造船能力の維持もあって毎年護衛艦を就航させているから、「中古護衛艦」と言えども十分使用には耐える内容であり、且つ国内産の装備やアメリカ製兵器と互換性のある兵装も会って、フィリピンや同様の諸外国にとってもメリットは大きいそう。当然のこととして、その護衛艦を渡して終わりでは無く、操船技術だったり共同作戦の可能性だったり、さらには艦艇や武装の保守維持など、今後の長く厚い付き合いというか連携も必要なわけで、その意味はかなり大きいと素人の自分でも感じる所。ネットのコメントで面白いなと思ったのが、これは単にフィリピンの防衛力を向上させて中国包囲網を強化するだけで無く、日本から離れたフィリピンで日本の護衛艦の装備や保守も可能になるという意味もあるので、自衛隊の生存可能率(Survivability)も向上させる二重の意図があるのではというもの。確かに、そういう目的にも活用出来そう。
実は少し前に、オーストラリアや韓国の原子力潜水艦保有の話が出たときに、小泉防衛大臣が日本も制限なく可能性の議論はするべきという発言をしました。日本の場合過去の歴史があるからかなり難しいと思うし、海上自衛隊の基地に日本のものとは言え原子力潜水艦が係留することに抵抗する自治体も多そうな気がします。その時にふと思ったのが、グアムに「日本原子力艦隊停泊地」を作れば、日本国内への影響は無いし、多分米軍との共同施設に出来れば投資も少なくて済むし、実際に提供されるサービスも必要十分だろうし、一石二鳥三鳥じゃないかと個人的に悦には行ったところ。ジブチとか海外に自衛隊基地を展開する実績もあるし、グアムに「自衛隊グアム駐屯地」を作るのは、米軍の了解さえ得られればハードルはそんなに高くない気がします。もしかしたら数年先には、東南アジア各国に自衛隊の駐留部隊が展開し、日本国内にもそれら諸外国の戦力が展開する形になるかもしれない。そういう形でミドルパワーを終結して中国とかロシアに対峙するしか方法はなさそうですね。アメリカがあんな状態では。難しい問題だと思うけれど、だからこそ今とか無いといけない問題でもあると思う。
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