2026年2月18日

A380トラブル詳報

先日ホノルルで発生したA380のトラブルに関しての詳報。当該機は満席(520席)で、乗客数は幼児11名を含めて531名。故障したNH183便は、2日後の15日朝に修理が完了して45時間余りの遅延で出発したらしいけれど、この機材には217人が登場。だから300名近い人達を、当日13日の後続便(NH181便)や翌日の他社便へ振り替えていたんですね。 遅延して15日出発ということは、日本到着は16日の午後。元々の予定では、14日午後帰国だったので2日の遅延になりますが、それまで待てないという人が、当日や翌日の振替だったり、一度米国本土へと渡り別の国際線で帰国したんだろうけど、その場合15日のフライトを待っても同じじゃ無いのか。

二日間も更に滞在するほどホテル代等が無いと言う事で、早い出発を選択したんだろうか。乗り継ぎ乗り継ぎで行けば、ずっと空港間移動で済むけれど、体力が保たない気がするなぁ。マイル積算は、予約したHNL-NRTではなくて実際に飛んだ迂回経路(例えば、HNL-LAX/-NRT)で付くんですよね、確か。そうなると、マイル狙いでわざと遠くなるルート選択した人も居たりして。自分ならばどうするか。予約クラス(例えばビジネス)が確保出来るならば、後便や翌日の他社便振り替えでも良いけれど、エコノミーダウングレードで他社便振り替えとなったら、やっぱり15日の修理後の機体まで待つかなぁ。一人旅なので、予定は何とでもなるから。

今回のトラブルの原因は、オイル配管の不具合でチューブ交換が必要となり、その交換部品を多分翌日のNH182/184で運んでくるため、15日まで遅延したんでしょう。A380の部品なんて、ANAしか使わないわけだから、HNL(Daniel K. Inoue Airport)にパーツストックして置くわけにもいかないだろうし。これが例えばB787とかのパーツだったら、UAから融通して数時間遅れ位の遅延で済んだんだろうか。実は私、初めての海外出張の帰国便が、当時開設されてまだ間もないANAのIAD-NRT便で、これが出発直前にメカトラブルで遅延となりました。で、そのパーツの到着待ち(どこからだ?)で何時間も空港で足止めを食らい、確か午前10時位の出発予定が、実際に離陸したのは夜の7時過ぎ位で、当時有った成田空港の着陸制限(確か夜の22時だったかな)ぎりぎりか間に合わないくらいのタイミングでやっと戻れたという経験があります。後は、SFOでUAのNRT便を待っていたら、ゲートに入っていたB747が搭乗前にプッシュバックされて離れていき、何だろうと思ったら「機材トラブルのためシップチェンジする」とアナウンスが。その後20分位したら、別のB747がしずしずと運ばれてきて再びゲートインして、乗客は皆拍手喝采。さすがUAのハブのSFOで、当時は潤沢に飛んでいたB747を大量保有していた時代だからこその光景でした。

想定外の遅延トラブルで、乗客の方は困った方が殆どだと思うけれど、これは航空機利用をする上での避けられないリスクですよね。電車やバスだって同様。ただ、圧倒的に代替手段が提供しやすい電車とかバス等の地上交通機関と異なり、より安全性を担保しないといけない航空機ですし、一機が故障したから別の機体と直ぐに差し替える、ということも中々難しい。特に国際線の場合は、機体の手当だけで無くその遅延により乗務員の勤務時間が長くなると、乗務員(クルー)も新規のチームと交代しないといけなくなり、その手当だって直ぐには中々難しいでしょうし。自分などはこれまで何度も飛んでいて、そう言う経験もしているから「まぁ、仕方ないか」と割り切れるけれど、初めての海外旅行、初めてのハワイ、という人が殆どであろう今回のようなフライトでは、やはり割り切れない気持ちが残るのも仕方ないのかな。ただ、航空会社も一生懸命トラブル回避をしていて、万一の場合も万全の体制で対応していることは理解して欲しいですよね。特に現地スタッフは大変だったと思う。

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