2026年1月27日

セーターはどこへ

 Newsweekの記事から「セーターが消えた冬」というコラム。発熱性インナーとフリースの登場が、セーターの役割を変えて言ったという論説。実は、自分はセーター好きで、カシミアセーターとかカウチンセーターとか、今は手放したものもあるけれど、現在でも衣装ケース一つに10着位は残しています。でも、もう何年も着る機会は無い。毎年一回クリーニングに出すことだけが、セーターが衣装ケースから出てくる唯一の機会になっています。

私がセーターを着るときには、まず下着代わりのコットンのTシャツを着て、その上からボタンダウンのダンガリーシャツ(長袖)を羽織り、そしてセーターを着て外出するというのがほぼ100%のパターン。天気が悪いときや雨の時には、その上からウインドブレーカーを着用します。それが、ゴアテックス製人工中綿のアウターとか、登場してくると、それで十分な暖かさが確保出来ることと、セーターはどうしても中でもこもこしてしまうので、セーター代わりにスウェットとか着てしまう。私はフリースの肌触りが好きでは無いので、フリースは1枚も保有していませんが、最近は室内に入れば十分に暖かいこともあり、外に出ている間の防寒対策が出来れば、室内では普通にTシャツでも問題無いくらいなので、どんどんアウターは強化していくけれど、それ以外のところは軽量化していきました。だから、セーターはどんどんお蔵入りに。

もう一つはやはり気候的に、セーターを着て外出するのに丁度良い気温の時期がどんどんなくなっていることも大きいんじゃないかと。昔の四季で言えば春と秋がまさに「セーターの季節」なわけで、気温的には13~16度位の日中ならば、長袖シャツにセーターを羽織れば丁度良いくらいの保温状態に。少し低めの時にはやや厚めのセーター、少し暖かければ薄手だけれど上質なカシミア性のセーターとか来たら、もう体は身軽だし寒さや暖かい差も丁度良いくらいの範囲になります。ところが最近は春と秋がどんどん短くなってきていて、そんな「セーター日和」の日がどんどん減ってきていることも大きな影響かと。どうしてもセーターを着たければ、別の地域に移動するとかキャンプとかで山中に入るとか、高度差で自ら気温や天候を変えないと中々着用機会が見つかりません。

皮肉なことに、寒さは厳しくなったりするので、マフラーとか手袋とか、セーターの相棒はまだまだ存在感があるんですよね。特にマフラーとかは、防寒具と言うよりは完全にファッションのツール化していて、その巻き方とかデザインとか需用は昔そんなに変わっていない気がします。さらに言えば、個人的には長袖シャツ(Yシャツ含む)は基本「ボタンダウン」なんだけれど、最近ちょっと減ってきている印象があります。また、カジュアルの時には「ダンガリーシャツ」ほぼ一択なんだけれど、これも最近は昔ほど見なくなった印象が。昔は、アメリカへ出かけたときには、L.L.BeanとかEddie Bauerとかのショップによく行ったけれど、アメリカでも減ってきているし亡くなったブランドも多いし。その分、新しいブランドが台頭してきているわけですが、自分がそう言う事に熱を入れていた1980年代~2000年位までで止まっているのが、一番の問題なのかな(笑)。

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