2026年1月9日

食に貪欲

佐々木俊尚氏の引用から、日本人ほど現地飯を欲する民族はいないという話。それ故現地との親和性も高くて、研究や外交などの機会の時には現地で好印象を残すというスレッド。 

自分の経験を振り返ってみると、私は辛いものや東南アジアに多いスパイシーな味付けは苦手なのでそう言うものには手を出しませんが、それ以外の味覚・味付けのものならそんなに気にせずに食べる方かなぁ。一番よく行っているアメリカだと、フロリダに行っていた頃は近くの地域でもあるTex-Mexに結構嵌まったし、この時に初めて食べた「チリビーンズ」が大好物になって、自分で作ってみたり、国内のお店を探して食べに行ったりしたこともあります。

Xのスレッドを見て頷けるのは、やはり日本人は昔から食べることに貪欲で、特に明治自体以降怒濤のように入ってきた海外の料理を、一つは材料など手に入らない部分を代用して国内向けの「魔改造」をして今に至るものがまずは秀逸だと思うところ。肉じゃがなんか、ビーフシチューの代替というのは有名話。もう一つは、元々の外国の料理を本場以上に昇華させていくことで、日本でフレンチとかイタリアンとかその他海外料理が、本場の一流店と同等以上の味でわざわざ現地では無く日本に食べに来る著名人の話も聞いたりします。そう言う意味では、今は世界的にブームな「和食」だけでなく、海外の一流料理を毎日食べることができる、例えば東京とか大阪なんて、夢みたいな場所なのかも。

YouTubeで海外から日本に来ているインバウンドの人のインタビュー動画とかを、英語の勉強も兼ねてよく見ますが、彼らが日本で先ず食べているのはラーメンか寿司位。これは和食の知識が無いと言う事も有るだろうけど、やはり自国でも同じ物が食べられるから馴染みがあることも大きいんじゃ無いかと、今回のスレッドを読んだ後感じました。昔はお握りは海苔の存在もあって人気は無かったけれど、最近はお握りも海外進出しているので、コンビニ飯としての人気もあるし、カレーなんかもそうでしょうね。で、そう言うものと並んでいる、お好み焼きとか焼きそばとか饂飩とか、そう言うものを日本で経験して更に感激する、というのが見ている典型的なパターン。多分彼らも色々試してみたいのだろうけど、万一のことを考えて冒険はしないのかも。でも、日本国内の和食なら、何を食べても先ず外れは無いと言うのがインバウンドの共通認識になりつつあるから、日本では皆さんこれから色々試していくんじゃ無いだろうか。食に関しても、多様性とそれぞれの存在を尊重しているところが、いかにも日本人らしいと言えるのかも。

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