2026年1月19日

矛盾

衆議院の立憲民主党と公明党が合体して生まれた「中道改革連合」。その党議党則や公約など はまだ発表されていないけれど、今回は公明党の要素がかなり色濃く残り、どちらかと言うと立憲民主党が自分達のこれまでの公約を曲げて公明党案に合わせるような様相が感じられます。「火と油」とまでは言わないけれど、長い間対立に近い関係にあった両党が一つになるのだから、かなり摩擦は多いし大きいと思います。

で、個人的に凄く不思議なのは、仮に中道改革連合に於いて立憲民主党の現在の方向性や公約が公明党案に変更されたら、参議院や地方議会で残る立憲民主党は同じ様に党則なり公約を変更するのだろうか。例えば立憲民主党は憲法改正は許さないと言っているけれど、公明党は合憲としていて、今回の新党も合憲という今年になるらしい。その場合参議院は憲法改正法案が送られてきたら、彼らは賛成するんだろうか。あるいは原発再稼働に関しても反対の立場の両党は、新党が原発再稼働賛成の立場を取ると思われるのに、参議院では公明党は賛成して立憲民主党は反対するんだろうか。

また、ローカルニュースを観ていると、例えば静岡県の小選挙区では自民公明の協力がずっと続いていて、今回もそういう雰囲気はまだ残っているけれど、上からの指示だからとこれまで猛烈に批判していた立憲民主党系候補を同じ場所に並んで応援することに抵抗は無いんだろうか。と言うか、新党としての党議党則や公約の発表も良いけれど、残る立憲民主党や公明党との関係もちゃんと説明しないと、結局は傀儡政党と言われて終わりのような気がするんだけれど。時期は未定としても、将来的には参議院や地方議会も立憲民主党と公明党は解党して、新党の中道改革連合に移籍するか無所属で活動する選択肢を示さないと、幾ら良いことを言っても「選挙対策政党」にしか見えないと思う。

新党名発表の場では、立憲民主党側から3人、公明党側から2人が出てきて、5人で新党名の看板を掲げて写真撮影していましたが、5人のオジさんの集合写真に新鮮味が無いみたいな意見も見かけて、なるほどなと納得。偶々イタリアのメローニ首相訪日の時でもあったので、高市総理はメローニ首相とのツーショットや、片山大臣、小野寺大臣とのフォーショットの写真等も多くで回っていて、新鮮さとか若若さとかでは、明らかに自民党の勝ち。自党の堅い支持者層に対しての訴求はどちらもそれぞれ成功したと思うけれど、やはり得票の大きな動きになると想像される、無党派層への訴えかけはどちらが効果的だったのが、それが今日正式に発表される解散総選挙の行方を決める最大要素になりそうな気がします。

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