ここの所受難続きのJAL。昨日は、鹿児島発羽田行きのフライト(JL644)で、出発直前に補助動力装置 (APU/Auxiliary Power Unit)を始動したところ、機内に発煙が認められて乗客乗員245人が危害に脱出したというトラブル。今の所、発火などの状況は確認されず、個人的に想像するにAPUのオイル漏れで、それが発煙になったのかなというところ。機外への脱出も、シューターなどではなく(多分ドアクローズ前?)、PBBを使用してそのままターミナル側へと移動しているようで、大事にならなかったのは良かったなと思います。
その後どうなったのかFlightradar24で調べてみたら、約3時間半遅れで鹿児島(KOJ)を出発して、羽田(HND)にも、それ位の遅延で到着しています。鹿児島空港での整備、確認で離陸できたということは、やはりオイル漏れだったのかな。ただ、JALのこの区間のフライトは、当該フライトの後も4便予定されていて、JL466の後にはお昼頃に出発するJL646もあるので、そちらに振り替えた人も居たかも。実は、最初このニュースを聞いたときに、CAさんが9名という内訳を聞いて「えっ、多いなぁ」と思ったんですね。鹿児島-羽田は、準幹線路くらいの位置付けだと思うんですが、使用機材はB737クラスかな、と勝手に想像。でCA9名というと、まさかA350は飛ばしていないだろうから、B787とかだろうかと思ったら、使用機材はB767-300ER。ワイドボディ機だから、それくらいの人員は必要なのかな。
私も、それなりに飛行機に搭乗しているので、この手のトラブルには大小の違いはあっても何度か経験しています。勿論、そういうトラブルなく安全に定時で運航してくれるのが一番ですが、兎に角「安全第一」で運航されるから、先手先手で対策するのは仕方ない。飛び上がってから、何かトラブルがあってエンジン止まりましたでは話にならないですからね。JALも大本だろうけど、こういうものって続くときは何故か続くものだから、先ずは一つ一つ原因を追及して対策して、より安全安心を高めて欲しいですよね。

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