機外へ出ると、入国審査上までの長い道のり。途中でシャトルバスが停車していて、そちらを利用しようか悩みましたが、ずっと寝ていて血流も悪くなっている気がしたので、リハビリも兼ねてそのまま入国審査上へ向かいます。結局入国審査上に降りるエスカレーターには、バスを利用しても同じくらいのタイミングでした。入国審査上では、右手がクルー用、左手が一般用の入り口で、左側に誘導されましたが、その後どんどん右側に誘導されていき、結局あいていたクルー用ブースでの審査になりました。ちょっと厳しそうな女性係官から「目的は」「何日」「ホテルは」と聞かれて顔写真を撮影して終わり。何度も渡航歴があるからでしょうか、指紋採取がありませんでした。その後1階下に降りて税関申告のゲートも、何か同僚と話をしている係官の横を何も言われずパススルー。あっけなくアメリカ入国完了です。
この日は、ホテルのチェックインまで時間があるので、空港から反対方向のアロハスタジアムへ移動して、ここからSkylineに乗って時間を潰す予定でした。ところが空港の外でeSIMをアクティベートしてネット接続をしていたら、Hiltonのアプリから「部屋の準備が出来たから、デジタルキー送ったよ」というメッセージが。まだ10時前なので、これは予想外でした。早めにチェックインしておいたのが功を奏したんでしょうか。直ぐに部屋に入れることが分かったので、計画変更。まずはホテルに入って荷物を置いて、その後この日は近場を回ることにしました。タイミング良く5分ほどで20番のワイキキ方面行きのバスが到着したので、これで約1時間ほど乗車してホテルの最寄りバス停で下車。11時前には、部屋に入って一息つくことが出来ました。そのまま安心しては寝入ってしまい時差ぼけが解消されないので、お昼頃になったのでランチがてらこの日はワイキキ周辺を攻めることにしました。歩けない距離ではないのですが、さすがにちょっときついのですが、丁度ワイキキトロリーのピンクラインがやって来て、これはJCBカードで乗車できるのでこれに乗ってビーチ方面へと移動しました。ワイキキの所謂「街中」を歩いていると、人出が多いのはもちろんとして、以前は目立っていた中華系の観光客以上に欧米とかインドとか、アジア圏以外からの訪問客が多いような気がします。一方で、以前と比べて日本人とすれ違う機会も多くて、特にリタイアしてその記念にみたいな感じの熟年カップルが多かったように感じます。
あと、朝到着したときには雨が降っていて、その雨はこの頃は上がって晴れ間も見えるくらいの天候でしたが、それでも湿度はそんなに高くなく、また気温も多分25~26度位で非常に過ごしやすい陽気です。余り、浜松あたりのここ数日の陽気と変わらない気がする。それもあってか、午後数時間ブラブラ歩いたことで結構時差ぼけ解消につながったような気がします。
ホノルルは一年弱ぶりですが、結構以前は気がつかなかった変化もあって、例えばSheraton Waikiki横のRoyal Hawaiian Centerにあった、何度か利用して気に入っていたイタリアンのお店が閉店していたり、その直ぐ横には日本でもおなじみのDEAN&DELUCAがオープンしていたりと、それ以外にも結構和食のお店がオープンしていて、コロナ禍以前の勢いが戻ってきたみたいな印象を受けます。そんな変化の中でも一番びっくりしたのは、Hilton Villageの横の交差点のところに「WAILANA Coffee House & Cocktail Lounge」というお店があって、結構朝から夜まで人が出入りしていましたが、今回Hiltonに行くときに見たら「Island Country Market」という食品やアルコール等を販売するお店に変わっていてびっくり。時間もあったので中に入ってみると、雰囲気はABC Storeに似ていて、でも扱っている物はちょっと高級品というか品質にこだわっている感じ。「ABC Storeのハイグレード版」と言ったら失礼かなと思いつつ、ホテルに戻って調べてみたらBingoでした(笑)。今回街中を歩いているときにも、このお店は何店舗か見つけたので、ABC Storeが一部業態変更しているのかもしれませんね。店内調理で和食や軽食、フルーツ類も新鮮さはこちらが上で、それ以上に驚いたのは日本の「響」とか「碧」とか高級ウイスキーも販売していること。「響」US$99で、「碧」もUS$44位。円安換算しても、国内価格とそんなに違わないのかな。それ以外も日本の高級ウイスキーもあったし、プレミアムバーボンもUS$40位で販売していたので、思わず買って帰りたくなったくらい(笑)。午後になって、さすがに歩き疲れたので、ホテル敷地内のスタバでアイスコーヒーと少し甘い物でカロリー補給をして、夕方はホテル内のバーで軽く食事とお酒を済ませて、一日目というか到着日の長い一日が終わりました。(続く...)

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