2025年3月6日

TRIAL西友

九州のディスカウントスーパー「TRIAL」が、西友を3800億円で買収するというニュースにちょっとビックリ。九州が地盤のTRIALと、東海・関東圏が中心の西友ならば、確かに補完関係も期待出来るだろうし、度地にもそう言えば24時間営業のスーパーという共通点も。

九州が中心のTRIALは、昨年末に浜松に県内最初の店舗をオープンして凄く話題にもなりました。一方西友も、調べてみたら県内には現在9店舗あって、浜松市内には4店舗展開しているらしい。その中の一つ浜北店には、以前よく利用していた店舗でしたが、ここもそのうち「TRIAL浜北店」とかになるんだろうか。TRIALは、浜松市の近隣でもある掛川市に2店舗眼を今年の7月位にオープンする予定があるらしいけれど、既存の西友店舗の看板を掛け替えて、一期にTRIALが増殖するのかなぁ。

どの業種でも言えることでしょうけど、業界内での熾烈な競争を勝ち抜いてトップになっても、その地位が安泰と言えることはなくて、知らない間にライバルメーカーが背後に迫り追い抜かれ、場合によっては合併吸収されることも。私が若い頃は「ダイエー」が業界トップで、飛ぶ鳥も落とす勢いでしたが、今はイオングループ傘下の1スーパーマーケットですからね。Wikiを見たら、現在の年商は2800億円位らしいけれど、絶頂期には1兆円の売上げを流通業界で初めて達成して、それこそ今のイオンみたいな存在でしたからねぇ。西友だって、かつては西武百貨店系の「セゾングループ」の中心企業の一つで、「ファミリーマート」はコンビニの実験店として、「無印良品」は西友のプライベートブランド(PB)として、ここから派生して生まれたものな訳だし。

アメリカのウォルマート傘下になった時には、24時間営業という事もあって、コンピに代わりに活用出来るかなと期待したんですが、やはり夜も遅くなると店内は寂しくなって、逆に入りづらい雰囲気になったように感じてしまいました。浜松のTRIALへは、まだ行ったことが無いんですが、もう少し明るい雰囲気なんだろうか。コンビニくらいの店舗規模だと、24時間営業でも掃除が出来るんだろうけど、スーパーともなると生鮮食品の入替とかもあるし、そこに清掃作業にしても床から保冷庫から棚卸しからと、結構人海戦術になるんですよね。人手不足と言われているこれからの時代に対応出来るのかちょっと心配になります。でも、スーパーがないと生活にも支障がでるわけで、同業他社だけでなく、コンビニしてもドラッグストアーにしても、最近ではホームセンターとかもライバルになりつつあるわけで、過当競争はますます熾烈になりそう。

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