リニア開通後は、現行の東海道新幹線での静岡、浜松停車のひかり号を増やすという話は、先日JR東海が発表をして結構地元では大きなニュースになりましたが、リニア開通前現行ダイヤ下でも、静岡、浜松停車増加は可能という記事。私は、鉄道も乗り物として好きだけれど、そんなに「鉄分」が高い訳では無いので、時刻表片手に運行の隙間を見つけたり、これとこれを入れ替えたりみたいな事までは考える事はありません。ただ、今の日常の東海道新幹線ダイヤは、実は臨時列車の運行用とかその他理由から、可能な運行枠を100%使い切っているのでは無く、多少なりとも余裕がある状態で運行されていることは知っていて、それもあって「案外リニア前に停車するのも可能では」という認識ありました。
今回の記事では、現在1時間に1本静岡や浜松に停車している「ひかり号」の運行に加えて、利便性も考えて現行ダイヤの30分後位に、2本目の静岡、浜松停車の「ひかり号」運行か可能か説明しています。基本的には、現行の「のぞみ号」を、静岡、浜松停車の「ひかり号」として転用可能かという話なんですが、結論から言えば多少の調整は必要だけれど、ほぼ30分間隔での運航は可能という話。 記事の中で「JR東海は、リニア開通前のひかり号停車で、静岡県に良い顔が出来るのに何故言わない」みたいな部分があり笑ってしまったけれど、確かにそうですよね。川勝前知事時代は、取り尽く島もないくらいの状態だったから、諦めていたのかもしれませんね。先に切り札を出して、相手に足下見られて損するのはJR東海ですから。それに対して、今の鈴木知事は話は出来る相手だから、JR東海としてもリニアの静岡工区トンネル工事の目処が付いたら、「御礼」としてこう言うダイヤ改正も可能なのかも。
静岡、浜松に対してのメリットだけでなく、現在ひかり号停車がなくこだま号停車だけの、例えば掛川駅に対しても、30分に1本となったひかり号で静岡・浜松まで移動して、そこからこだま号で移動する事で、これまでよりも時間短縮が出来るというのも、ちょっと気がつかないメリットでしょうね。例えば、東京-浜松間のひかり号は80分、こだま号は120分位掛かるので、東京駅でひかり号に乗れなかった場合、約30分後に出発するこだま号に乗っても、1時間後の次のひかり号に乗っても、10分位の違いで浜松駅には到着します。30分に1本にひかり号が走れば、途中の静岡や浜松でこだま号へと接続する場合も、これまでより一つ早いこだま号が捕まる可能性が高くなりますからね。
書いているうちに思うんですが、これ今年の秋とか来年の春のダイヤ改正で実現してくれないかなぁ。朝晩の時間帯だけでも良い(逆に、この時間帯はのぞみ号も混雑するから駄目か)けどなぁ。実現までに余り時間が掛かると、自分も仕事から完全にリタイアして、新幹線利用する機会も年に数回あるかないかなんて言う状態になってしまう可能性もあるし。個人の我が儘ではあるけれど「今何とかして」とJR東海には言いたいぞ(笑)。
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