一月ぶりとなる国内線のフライト。元々は、日帰りでの利用の予定でしたが、急遽前日にオフィスに出る用事ができたので、前日はオフィスに出て、そのまま横浜に宿泊して前泊しての利用となりました。前日はそこそこ冷え込みも厳しかったんですが、この日は少し和らいでいる感じ。京急横浜駅から羽田空港へ向かい、08:40頃にはT2の国内線カウンターまで到着しました。優先保安検査場を抜けて、一旦ラウンジに入りトイレを済ませると、帝国出発であることを確認してから出発ゲートの59番ゲートへと向かいました。
1) HND 09:25 - OKA 12:25 (NH995)
59番ゲート前に到着すると、修学旅行の団体さんが集まっていて、どうもこのフライトも満席に近い様子。そろそろ事前改札も始まるだろうと、グループ1の列に並びますが、なかなか事前改札が始まりません。途中「機内整備に時間を要しています」とアナウンスが流れますが、定刻近くになって「機体を交換する必要があるので、出発は10:20に代わりゲートも58番になる」という無情なアナウンスが。いゃぁ、シップチェンジなんて何年ぶりだろうか。以前、確かSFOから日本に戻るときだったと思うんですが、成田行きの機体不具合でシップチェンジとなり、時間がかかるだろうなぁと思ったら、すぐにトーイングカーにB747が引かれてゲートに入ってきて、さすがUAのハブのSFOだけあると感心したことがありました。今回も、さすがANA@羽田だなと思って、まぁ1時間弱の遅延ならなんとかリカバー可能かなと思いつつ、ラウンジへ戻って出発まで待ちました。
新しいゲートは58番と、T2の正面の並びの一番端っこ。そろそろ事前改札も始まろうという10:00前にゲートに着きますが、この時点でまだ機体はゲート前に到着していません。「ありゃぁ、これはさらなる遅延だなぁ」と思ったら、代替機の準備に時間を要しているので、さらに遅延する。ミールクーポンのURLを配布するので、アプリからなんたらかんたらとアナウンスが流れます。ミールクーポンまで配布するとなると、こりゃ1時間2時間の騒ぎじゃ無いかなぁと心配になり、となると那覇からの復路便にも間に合わない。こちらをリスクしてもいいけれど、あまり遅くなると翌日の予定に響きます。もう今日は全部キャンセルしようかと思ったところで、新しい出発時刻は10:40というアナウンスがあり、さらにその後の那覇行き(=自分の那覇からの復路搭乗機)も、到着遅れで20分くらい出発が遅延するとアナウンスがあります。そうなると、この2機はほぼ同じくらいに那覇に到着することになり、つまり接続時間は1時間弱はとれそうです。それならばと、先方にも連絡をして予定を変更しつつ、とりあえずそのままゲート前にとどまって、搭乗開始を待ちます。ゲート前に来たときにはいなかった機体も、トーイングカーで牽引されて無事に到着。事前改札が始まったのが10:25からでグループ1からの優先搭乗はその数分後から。やっと機内に入りましたが、なんせ修学旅行の団体さんも居る多分満席近い乗客で、ドアクローズしたのは定刻過ぎの10:48。プッシュバックまでも時間が掛かり、二つ隣りの60番ゲートに駐機していた、この後の遅れている那覇行きNH469便が、先にゲートアウトしていきました。うーん、出来ればこのNH469便よりも先にOKAに到着したいのだけれど。ヤキモキしているとこちらもゲートアウトして、RW05へとタキシングが始まりました。離陸までこちらも少し時間が掛かり、RW05から飛び立ったのは11:20。到着予定時刻は14:00過ぎというアナウンスで、まぁ先行するNH469の後ろにピタリと付いているので、那覇空港で向こうは着陸してもこちらは上空ホールドなんて言うことにならなければ良いけれど、何か死亡フラグが立ちそうなことを想像しながらのフライトになりました。向こう(=NH469)はB787-9で、こちらはB777-300なので、やはり追い抜きは無理かなぁ等と想像しつつ、軽食を頂いた後は機内Wi-Fiに接続してメール確認やブラウジングをして時間を潰しました。そう言えば、最近までは機内Wi-Fiに接続するために、APにアクセスした後ANAアプリを起動すると数分くらい無反応みたいな状態になることがあったんですが(その後、何もなかったかのように起動してWi-Fi等にアクセスは出来る)、今回は「すっっ」と言う感じで直ぐに起動してホーム画面が表示されるようになっていました。Bug Fixしたのかな。まぁ、使い勝手が良くなることには不満はないのですが。機内Wi-Fiも、修学旅行生とかかなりアクセスしていると想像しますが、そんなにトラブルになる事も無く最後まで利用することが出来ました。色々改善させているんでしょうね。
流石に2時間近い遅延はリカバリーするのも難しく、また那覇空港に近づくと空港混雑のためか、着陸機の列はかなり遠回りをして時計回りに沖縄本島を回り込み、RW36Lへの進入経路へと列を作っています。さらに、先行するNH469機は真っ直ぐにRW36Lへと向かっているのに、当機(NH995)は途中蛇行するなどして時間調整をしているようす。結局NH469機に遅れること5分後位に着陸。32番ゲートに入ったのは、14:22でした。通常到着-出発のターンアラウンドタイムは1時間を想定しているのですが、多分遅延しているから50分位で何とかするかなぁ。すでに5分遅れているから、そうすると45分位かと計算しつつ、機体から出て一旦外に出ました。今回は時間が無いことが分かっているので、予め先方に連絡済みで、空港で必要な受け渡しなどモゴモゴを処理して、文字通り「Touch & Go」で再びセキュリティポイントを通過して、制限区域に戻ります。
2) OKA 14:15 - HND 16:30 (NH468)
復路のNH468便、すでに定刻14:15に対して実際には14:17に到着しているので、この時点での新しい出発時刻は14:50。一旦外に出て直ぐに戻って、出発ゲートの33番ゲートに戻ってきたときには、もう14:30過ぎでしたが、まだ事前改札も始まらず、更に遅れることは確実そう。でも、そういうアナウンスはまだこの時には無くて、搭乗開始を待ちます。そのうちに、となりの32番ゲートに入っている遅れて到着した往路NH995便、復路はNH996便は搭乗が始まり、もしかしたらこちらの方が先に出発しそうです。出発時刻が更に遅延して15:05となり14:45頃から事前改札が始まり暫くすると優先搭乗も始まり機内に入ることが出来ました。今回はB787-9の最新シートなので、それだけが救いです。こちらのフライトも修学旅行の団体が搭乗したり、あるいはかなり遅延したことに安心して買い物などをしていたのか、かなり後から乗客がL1ドアを通過して乗り込んできます。ドアクローズしたのは15:12と更に遅延。また、隣りのNH996はプッシュバックをしてPBBから離れていくのに、こちらはまだびくとも動かない。やっと動き出したのが15:25で、そこから反対側のRW36Rへと移動していきました。で、NH996機に続いて離陸したのが15:43と、復路もかなりの遅延が覚悟される状態でした。多分予約している品川発のひかり号に間に合うかどうかギリギリなところです。
それでも、何とか飛び立ったので後は安全に到着することを祈るばかり。食事を頂いた後は、こちらもメールなどを確認しつつ、後半はKindleで本を読みながら到着を待ちます。夕方の混雑する時間帯なのでちょっと心配しましたが、A滑走路のRW34Lへの進入経路に乗ると、そのまま順番に着陸していき、搭乗機も17:29に着陸すると、59番ゲートに入ったのが17:37でした。これで、予約していたひかり号には間に合わないことは確定。ゆっくりと、京急へ移動して、京急車内でひかり号をその後の18:34発のこだま号に変更して、帰宅しました。
いゃぁ、過去いろいろなトラブルに遭遇していますが、久し振りのシップチェンジで正直ビックリしました。流石に幹線路線の那覇線だし、修学旅行とか振替のきかない乗客もいたから、何とか代替機をひねり出したんだろうけど、現場の皆さんのご苦労に頭が下がるフライトでした。
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