2024年4月28日

捻るスマートウォッチ

先日の沖縄行脚の時、羽田空港でゲート前で待機し優先搭乗が始まったときの事。私の前に並んでいた40代位男性がゲートを通過するとき、右手をクルッと捻ると多分Apple Watchだと思うんですが、QRコードが表示されている画面をゲートのセンサーに押しつけました。で、「ピンポーン」とあのDiamondのアラームが鳴りゲートが開いて通過していきます。Apple Watchを利用して、Suicaでゲートを通過する様子は何度か見たことがあるんですが、QRコード表示でも行けるんだとちょっと感動した瞬間です。

ビックリした最大の理由は、あの小さな画面に表示されたQRコードでも、ちゃんと認識されるんだということ。何でもかんでも対応可能というわけでは無いだろうけど、ANAの搭乗券くらいのサイズ(密度)なら可能なんだと、これは新しい発見でした。FeliCa/NFC利用ならば、そのセンサー部分を相手側のセンサーに対応させれば良いけれど、QRコードの場合はその画面を相手のスキャン画面に向けてかつその内容が読み取れないといけないわけですからね。あの搭乗ゲートでのQRコードチケットのスキャンてちょっと癖があって、スマホで表示させている場合何故か皆さんスマホ画面をセンサー面から離し気味に近づけるんですよね。その為、読み取れなくてエラーに成る例が結構発生します。有る程度利用していると、離してスキャンさせるにしてもその距離感というか塩梅は何となく体得出来るんですよね。私も、Skipが終了するというのでQRコードに切り替えましたが、最初の頃は距離感が分からなくて少し苦労しました。

QRコード搭乗券は、実はUAは結構前から使用していて、だからUAの米国内フライトを利用していた自分は案外直ぐに成れたように思います。でもセンサーの違いなのか読み取りソフトの違いなのか、UAの場合は少し離し気味にしないと読み取ってくれなくて、ANAの場合はほぼ画面にスマホを付けるくらいが丁度良い気がしています。 その「センサーに近づけ気味」の場合でも、スマホを画面を下向きにして近づけるので、当然スマホを下側から支える指が入るわけで、その指がスマホとセンサーの間に存在するから、画面を密着することは出来ない。逆に指が入ることで、そこが支点になってスマホ眼が上に上がってしまい読み取りエラーに成りやすくなるような気もします。だから、スマホの横の部分を左右から指で支えて、そのままスマホを通過ゲートのセンサーパネル部分に「そっと」置くような感じに接触させると、100%の確立で認識してくれるような気がします。まぁ、でも経験ですよね、その塩梅を理解するには。

閑話休題。そのQRコードでのゲート通気の時も感じたんですが、どうしてもスマートウォッチの画面が普通は上に向いているので、それを下向きにしてセンサーにタッチする動作が、どうも不自然でぎこちなくて無理があるように感じます。センサー部分に垂直な部分があれば、もっとスマートウォッチをタッチさせやすい気がするんですが、その為には今のデザインからかなり変更しないといけないし、FeliCa/NFCで通過する場合は逆にそういう垂直部分は邪魔になるわけで、その共存方法が難しい。いずれにしても、今のスマートウォッチの早着位置と各種センサーの向きは相反している気がします。唯一の解決策は、スマートウォッチを手の甲側に画面が来るようにでは無く、反対側掌側に画面が来るように早着すれば、今の通過ゲート上のセンサー位置でも対応しやすい気がします。私も一時期そういう方向に腕時計を早着していたことがあって、その理由は表示面に傷が尽きないようにと言うことと、3時の位置にある竜頭が通常の位置で左手に早着すると手の甲に有る場合があってそれを避けるために180度回して反対向きに早着していた時代があります。でも、それはそれで人好き好きだろうし、自分のように一度はやってみたけれど戻した場合には困るだろうし。何か良い解決策があれば、喜んでスマートウォッチ利用者になるんですが...

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