2023年11月18日

メディアの暴行行為

今朝起きてビックリした、プロスケーターの羽生結弦氏の離婚発表ニュース。「あれ? 結婚したのつい最近ですよね?」と思ったら、8月に結婚公表をして僅か3カ月余りでの離婚。一体何があったのかと思ったら、一言で言えば「メディアの暴行」により身の危険を感じての防御対策というのが事実。でも、相手の方は結婚前から「一般人」だった訳で、それが「羽生結弦の妻」という準有名人的属性が点いたからメディア攻撃を受けたのだけれど、離婚したらしたで「元羽生結弦の妻」と、また変な属性というか付加価値が付いて利用されるのでは無いだろうか。

日本だけで無く国際的にも知名度も人気もあったスケーターだけに、一部には過激なファンも存在するだろうけど、そういう存在を更に焚き付ける行為をしていた・してきたのが、芸能メディアを中心としたメディア業界であることは本人も離婚コメントの中で指摘しているとおり。羽生選手自身は、プロスケーターという職業もあり、有る程度メディアは取り込まなきゃ行けない存在ではあるけれど、その本人の存在が大きければ大きいほど、回りに対しての影響も大きくなるわけで、まぁ「メディアはハイエナ」と昔は行っていたけれどその通りのことが発生してしまったと言えそう。

先日も、たまたまWebのニュースサイトを見ていたら、結婚されてN.Y.に済んでいる小室圭・眞子夫妻の最近の事を取り上げていて、つい内容を見てみたら小室氏の活動拠点がN.Y.ではなくWashington D.C.に引っ越すのではないかとか、Washington D.C.には美術館も多いから、眞子さんも仕事に困らないだろうとか、正直どうでもいい話。結婚して民間人となった皇族の場合は、流石に結婚後は殆どメディアに取り上げられることも無く、天皇陛下の妹である黒田清子さんも、結婚されるまでは過熱報道みたいな感じになって、ご主人の職場である都庁に何度も取材が入っていたけれど、流石に結婚後は一気に潮が引くような感じで報道は無くなりました。宮中で何かイベントなりがあって、皇居などに来られる場合には取り上げられるけれど、今の眞子さんのように仕事の心配やら引っ越しの話やらが出てくる事は殆ど無い。何年かに一回、「黒田清子さんの今は」みたいな形で取り上げられたことは記憶にあるけれど、それだって凄く限定的。まぁ、結婚まで色々あったからメディアとしてはまだその時の遺産で美味しいと思っているんだろうけど、

昔は全国的な「広報機関」としては、メディア(新聞、ラジオ、テレビ、雑誌)しか無かったから、そういう存在を頼らざるを得ず色々我慢したことも多かったから、その感覚がメディア側にも残っているのかもしれない。今はネットもあるしSNSがレガシーメディアを越えている訳で、まずはそう言う「勘違い」は是正されるべきだし、代替日頃メディア自身が「人権尊重」だとか「差別反対」とか言っているくせに、自分達自身がそれに反する行為をしている。商業的に厳しい事も有るから、何としても注目を集めないと行けないのだろうけど、結局やっている事は迷惑系YouTuberと変わらなくなってきているのが、今のメディア。今回の小室夫妻に関しての報道も、小室氏は弁護士でもあるので、プライバシー侵害等の異議申し立てとかやってくれないだろうか。あるいは、羽生氏も具体的な被害を実名を挙げて告訴しても良いんじゃ無いだろうか。「メディア」は風評加害者でもあるし、人の人生を狂わす暴行者でもあると感じますね。

0 件のコメント:

コメントを投稿