前回モバイル環境での使い勝手をまとめたんですが、其れ以前に室内利用でちょっと不安に感じる場面に遭遇。自宅でKindle端末として使用していた時の事ですが、背面のキックスタンドとキーボードを外して本体だけをKindleリーダーみたいな感じで寝っ転がって使用していました。この時、画面が指の脂で汚れるのが嫌なので、付属しているタッチペンを取り出して、それでスクロールしたり色々選択したりという操作をしていました。使用前には一晩ACアダプターに接続していたので、本体は満充電の状態から使用し始めて1時間位経過した頃でしょうか、画面の右下にポップアップメッセージが浮かんできて、「タッチペンの充電容量が不足しています。充電をしてください。」みたいなメッセージが表示されます。
このタッチペンは、本体右上に挿入出来るようになっていて、その状態で本体からペン内部のバッテリーに充電されるようになっています。サイズは細身のボールペンを半分の長さに切ったくらいで、ペン先の反対側に電極が2箇所有り、本体に挿入するとここが内部で接触して充電されると思われます。サイズ的にはそんなに大きくないし、しかも重さにしてもかなり軽く感じるので、本当に内部にバッテリーが入っているのか疑う位なんですが、こういうメッセージが表示されるという事はやはり内部にバッテリーを抱えているんだろうなぁ。しかし、1時間もしないうちに「バッテリー切れ」と表示されるのは何なのかなぁ。使用頻度的には、Kindleリーダーなので、画面をフリックするような動作をしているだけで、そんなにペンを利用した操作をしたとは思えません。仮に、ドローイング系のアプリとかで使用していたとすると、一つの作品を仕上げる前にバッテリー切れになってしまいそう。
まぁ、仮にバッテリー不足になったからと行っても、本体に挿入すれば充電してくれるので、そのまま無用の長物になる事は無いのだけれど、肝心な時に使えないのはやはり問題。かといって、使わない時にいちいちスロットに戻すのも大変で、実はこのタッチペンの出し入れって凄く堅いんですよね。それに頻繁にチャージするのって、体(=内蔵バッテリー)に悪そうだし。 まだASU君で本格的にドロー系や手書き系のアプリを使用していないので、実際にどの程度影響するのか試してみておいた方が良いかも。一応ASUSの製品説明のページには、
わずか15秒の充電で45分間使えます。
とは書いてあるんですよね。
これが本当ならば、こまめにスロットに戻せば問題無く使えることになるのだけれど。今度時間のある時にでも試してみよう。例えばPDFファイルを開いて、そこに手書きでコメントを入れるなんて言うことは結構有りそうなユースケースなので、それで試してみるのは良いかも。もう一つ気がついたのは、以前のDuet君と比べて、内蔵スピーカーの音が良いかなと感じること。どちらも一応画面上部の左右にスピーカーが内蔵されていて、ステレオサウンド再生が出来るんですが、正直なところDuet君は「音が聞こえる」レベルでした。それがこのASU君で初めて動画再生した時には「おっ、広がり感が感じられる」と言うのが第一印象。Duet君と比べて、出力も少し大きいのか同じように再生をしても音量も十分に感じられますし、広がり感だけで無く音の解像度もASU君の方が細かくて、だからメリハリのある音に聞こえます。
確かに商品説明のページでも「臨場感溢れるサウンド」と言っていますが、あながち誇大広告とは言えない程度の品質ではあると思います。自宅とか個室以外では、この内蔵スピーカーを使うことは(周りへの配慮から)無いと思いますが、自宅でYouTubeをBGV代わりに流す時にはこれ一台で解決出来て、これはちょっと予想外の収穫でした。
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