2023年10月9日

波乱の試合 (2)

この三連休中の国内アメフトの試合が続くのですが、その最初の試合が予想以上の好ゲーム。それ故昨日の二試合も期待したのですが、逆に予想外の結果に。Division A/Bそれぞれの前年1位チームと6位チームの対戦だけに、まぁそれなりの点差での結果になるとは予想していたけれど、どちらも下位チームの得点はゼロの「ラブゲーム」。逆に失点は、富士通は73得点パナソニックは65点と、ちょっとお話にならない内容。

実際の力の差はそれ程では無いはずですが、やはり早いタイミングから点差が広がり、ハーフタイム終了時点である程度試合が見えてしまうと、後半はどうしても諦めて点差がますます広がるか、勝利がほぼ確定したからリードしているチームは若手とかの出場機会を優先すると、余り点差が広がらずに終わる場合もあるんですが、今回は一方は後半も加点しているから前者、他方は後半それ程得点していないので後者のパターンだったのかなという印象。

パナソニックと対戦した電通は、今シーズン昇格してきたチームなので、正直力の差もあるだろうし、試合の雰囲気というか、それまで彼らが対戦してきたレイヤーとはひと味もふた味も違うので、この結果は仕方ないでしょうね。もう一つの富士通と対戦したotonari福岡は、昨年1年このリーグを経験して、上のチームとの対戦経験もあるので、もう少し僅差での試合になると思ったんですが、この大差は意外でした。ビデオを見た限りでは、オフェンスがロングパス一本槍で、それでインターセプトされて得点も出来ず、逆にそこから失点を続けるようなシーンが多くて、これはゲームプランのミスかなぁ。今のX1 Super/Areaの体制になる前は、今庄にチーム間の実力差があって同じように点差が大きく広がる試合が多く生まれて批判もされたけれど、比較的実力差が縮まってきている最近の試合内容として、正直この結果は意外でした。

今日は、残り3試合が予定されていて、チーム力の差は昨日の2試合程では無いのでこんな大差での一方的な試合にはならないだろうけど、オービックあたりは富士通とかパナソニックに刺激されて、得点狙いの展開を狙うかもしれませんね。ただ今日は、朝から冷たい雨と風が続いていて、パスには厳しい条件だけに、そんなに得点は入らない気がします。逆に、雨の中の試合だけにちょっとしたミスが大きな変化を招くこともあるわけで、そうなるとアップセットというか、意外な展開が生まれるかもしれない。アメフトは冬のスポーツなので寒いのは良いけれど、雨の中の試合は、これだけは個人的に勘弁して欲しい。さて、今日の結果はいかに。

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